このページの最終更新日:2016年5月27日
福井市自然史博物館 マスコット(シジュウオ)

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福井市自然史博物館フォトギャラリー Vol.1-50
Vol.151- | Vol.101-150 | Vol.51-100 | Vol.1-50

Vol.50「ナツハゼとクサギの実」
2007年10月6日/ 足羽山/ 学芸員 佐藤友香 撮影・文
おいしいナツハゼの実 カラフルなクサギの実 まるでブドウのような濃い色の実は、ナツハゼです(写真左)。甘酸っぱくておいしいので、皆さんも探して味見をしてみてはいかがでしょう。派手なピンクと群青色の実は、クサギです。このような面白い実を、あなたも野外に出かけて発見してみませんか?(写真をクリックすると拡大します)



Vol.49「モリアオガエルの幼体」
2007年7月22日/ 足羽山/ 学芸員 内藤由香子 撮影・文
子ガエル モリアオガエルの泡巣が今年初めて観察されたのが5月の末。それからから2ヶ月弱が経過しました。現在、天魔ヶ池はモリアオガエルの幼生(おたまじゃくし)や幼体(子ガエル)でにぎわっています。産卵が数週間にわたって行われたので、小さなおたまじゃくしから上陸してすでに尾がなくなっている子ガエルまで、様々な成長段階のモリアオガエルを一度に見ることができました。(写真をクリックすると拡大します)


Vol.48「モクズガニ」
2007年7月7日/ 永平寺町的川/ 学芸員 安曽潤子 撮影・文
モクズガニ 内藤学芸員らが永平寺町で小型哺乳類を調査していたところ、そのトラップにはカワネズミではなくモクズガニが・・・。モクズガニは、英語でも「Mitten crab(手袋ガニ)」といわれるように、はさみの部分が毛で覆われているのが特徴です。サケのように海と川を回遊する珍しい生態のカニです。現在、博物館1階で展示していますので、ぜひそのかわいいミトンを実際にご覧ください。(写真をクリックすると拡大します)


Vol.47「モリアオガエルの産卵」
2007年6月17日/ 足羽山/ 館長 吉澤康暢 撮影/ 学芸員 内藤由香子 文
モリアオガエルの産卵 普段はなかなか姿をみることができないモリアオガエルですが、6月7日に幸運にもその産卵の様子を撮影することが出来ました。産卵は夜に行われることが多いようですが、条件がよければ昼間でも観察できるようです。(写真をクリックすると拡大します)



Vol.46「モリアオガエルの泡巣の中」
2007年5月27日/ 足羽山/ 学芸員 内藤由香子 撮影・文
泡巣 天魔ヶ池でモリアオガエルの泡巣が観察できる季節になりました。昨年とくらべると今年は3週間ほど早いようです(→昨年の様子)。泡巣の中には小さな卵が入っていて、この泡の中で卵がふ化し、ふ化したオタマジャクシは泡をやぶって水の中に落ちます。そのオタマジャクシは水中で成長し、変態を終えると、やっとカエルになります。(写真をクリックすると拡大します)


Vol.45「春の花 シュンランとオオイワカガミ」
2007年4月22日/ 足羽山/ 館長 吉澤康暢 撮影/ 学芸員 佐藤友香 文
シュンラン オオイワカガミ カタクリやサクラの花が終わっても、まだまだ足羽山には美しい花が咲いています。今はシュンラン(写真左)とオオイワカガミ(写真右)が見頃です。皆さんも、足羽山を歩いてお気に入りの花を見つけてみませんか?(写真をクリックすると拡大します)


Vol.44「ハリセンボン」
2007年4月3日/ 博物館/ 学芸員 佐藤友香 撮影・文
怒ったハリセンボン ハリセンボンの通常の姿 友の会会員の方が、ビーチコーミングで生きたハリセンボンを拾って博物館へ届けてくれました。怒ると膨れて針を立てます(写真左)。 しばらくはキッズコーナー横の水槽で飼育・展示しようと思います。(写真をクリックすると拡大します)


期間限定企画「足羽山きょうのサクラ」
2007年3月23日から4月14日まで / 博物館前 / 当館の学芸員 撮影・文
足羽山のサクラ
 恒例となりました足羽山のサクラ中継。博物館の玄関横のソメイヨシノを撮影しました。日当たりがいいようで、他の木よりも早いようです。写真は「足羽山きょうのサクラ」ページにリンクしています。


Vol.43「ウソ」
2007年3月3日/ 足羽山/ 館長 吉澤康暢 撮影/学芸員 内藤・安曽 文
ウソ(メス) ウソ(オス)  サクラの花芽を食べる鳥として有名な「ウソ」。ここ最近、博物館周辺のサクラの花芽をあまりにももりもり食べているので、どんなに美味しいのかと館員も試しに食べてみました。最初は苦味だけしかしませんでしたが、最後に一瞬だけほわっと「桜の風味」が広がりとても驚きました。
(写真をクリックすると拡大します)

Vol.42 「フキノトウ」
2007年2月7日/ 足羽山/ 学芸員 内藤由香子 撮影/学芸員 中村・安曽 文
フキノトウ  今年の足羽山は、2月に入っても全く雪がなく、かわりに早春の風物詩「フキノトウ」がすでにちらほらと観察できます。フキには雄株と雌株があり、花の白い雌株に対し、花粉で黄色っぽい雄株はまもなく枯れてしまいます。これからにょきにょきのび、背丈が高くなっていくのは雌株です。
(写真をクリックすると拡大します)

Vol.41 「白山連峰」
2007年1月5日/ 自然史博物館屋上/ 館長 吉澤康暢 撮影・文
白山連峰  博物館の屋上やテラスからは、天気の良い日は白山連峰を望むことができます。写真一番奥の左から大汝峰(2,684m)、剣ヶ峰(2,677m)、御前峰(2,702m)、その三峰の手前に鎧壁がくっきりと見えます。白山連峰は、約40万年前から噴火を繰り返してできた安山岩溶岩の山です。約350年前まで噴火していた歴史記録があり、山頂付近には火口跡も存在する活火山です。
(写真をクリックすると拡大します)

Vol.40 「ヤマガラ」
2006年12月07日/ 福井市足羽山/ 館長 吉澤康暢 撮影/ 学芸員 内藤由香子 文
ヤマガラ 花芽を食べるヤマガラ  足羽山では近頃、ヤマガラ、シジュウカラ、エナガ、コガラなど数種類の小鳥が集合した群を見ることができます。このような群れは主に秋から冬の間に作られますが、博物館の前の桜の木にもやってきて、さかんに飛び回っています。花も実も葉もない木の上でいったい何をしているのでしょう?このヤマガラは桜の花芽を食べているようでした。
(写真をクリックすると拡大します)

Vol.39 「水星の太陽面通過」
2006年11月09日/ 福井市足羽山/ 協力員 宮川祐一 撮影/ 学芸員 梅田美由紀 文
朝7時54分の通過の様子 朝9時04分の通過の様子  11月9日の早朝に観察された「水星の太陽面通過」です。これは太陽―水星―地球が一直線に並び、地球から見て水星が太陽の前面を横切る現象です。写真の白い大きい円が太陽で、その右上部にある小さい黒丸が水星です(矢印)。左下にあるそれより大きい黒いシミのようなものは太陽の黒点です。(左:AM7:54、右:AM9:04/2006.11.09)
(写真をクリックすると拡大します)

Vol.38 「イスノキエダチャイロオオタマフシ」
2006年10月27日/ 福井市足羽山/ 学芸員 安曽潤子 撮影/文
イスノキ 虫こぶ  足羽山の継体天皇像の脇にあるイスノキに、果実と間違そうな虫えいがあります。虫えいの名前は「イスノキエダチャイロオオタマフシ」。そしてこれを作った犯人は「モンゼンイスアブラムシ」です。木の下には、虫が出て行ったあとの虫えいが落ちていました。(写真をクリックすると拡大します)


Vol.37「モグラの掌」
2006年10月12日/ 福井市足羽山/ 学芸員 内藤由香子 撮影・文
モグラの掌
 コウベモグラの左前足です。モグラは、前足の立派な爪で土を掘り、幅の広い掌で土を押しのけてトンネルをつくります。この掌をよくみると、横にせり出している部分があるのが分かります。ここにはへらのような大きな骨があって、土を上手く抱えられるようになっています。自分の左手と比べてみると、違いがよくわかりますよ。(写真をクリックすると拡大します)


Vol.36「ハッチョウトンボ」
2006年9月2日/ 福井市 / 館長 吉澤康暢 撮影/ 学芸員 安曽潤子 文
ハッチョウトンボオスハッチョウトンボメス
 チョウトンボは、体長2cmに満たないとても小さなトンボです。オスは成熟すると全身が真っ赤なります。メスには黄色と黒色の斑紋があります。今年の7月に福井市西部の休耕田に生息していた様子を館内で映像展示しています。(写真をクリックすると拡大します)


特別展関連フォト2 「キクガシラコウモリ」
2006年8月15日/ 福井市小当見 / 館長 吉澤康暢 撮影/ 学芸員 安曽潤子 文
キクガシラコウモリ
 先月、特別展「Go!Go!ゴールド」のために、旧美山町にある小当見金山の坑道跡に取材に行きました。坑道内は、暗くひんやりとしており、天井にはキクガシラコウモリが数匹生息しておりました。福井県の洞穴性コウモリに関しては、博物館研究報告第52号に論文があります。くわしくはこちら...(写真をクリックすると拡大します)


特別展関連フォト1 「小当見(おとみ)金山坑道跡」
2006年7月24日/ 福井市小当見 / 館長 吉澤康暢 撮影/ 学芸員 安曽潤子 文
小当見金山
 今年の6月に、旧美山町にある小当見金山の坑道跡を特別展の取材で訪れました。金鉱の母岩は、新第三紀中新世の安山岩類で、昭和12年ごろまで採掘を行っていました。坑道はしっかりと残っており、ところどころ含金石英脈の名残も見ることができました。坑道内の様子を特別展で詳しく紹介しています。(写真をクリックすると拡大します)


Vol.35 「ウズグモのかくれ帯」
2006年7月15日/ 足羽山 / 館長 吉澤康暢 撮影/ 学芸員 佐藤 友香 文
かくれ帯ウズグモ
 空中に浮かぶ渦巻き?いいえ、巣にかくれ帯をつくるウズグモの芸術作品です。自分の姿を隠すため?それとも虫を呼ぶため?など、その役割には諸説あるようです。(写真をクリックすると拡大します)


Vol.34 「アジサイとクマバチ」
2006年7月4日/ 足羽山あじさいの道 / 学芸員 安曽潤子 撮影・文
あじさいの道クマバチ
 足羽山のあじさいの道ではアジサイがまだ見頃です。雨があまり降らないせいか、今年のアジサイの咲き始めが遅かったようです。クマバチがアジサイの蜜を吸いにきてました。(写真をクリックすると拡大します)


Vol.33 「モリアオガエルの卵塊」
2006年6月16日/ 足羽山天魔ヶ池 / 館長 吉澤康暢 撮影/ 学芸員 安曽潤子 文
モリアオガエル
 博物館前にある天魔ヶ池では、夕方になるとカエルの大合唱がはじまります。どんなカエルかなと、そ〜っと覗きに行くのですが、池に近づくとピタリと鳴くのをやめてしまいます。捜索をしてみたら、アオガエルの仲間がすばやく逃げていってしまい・・・そんななか、昨日、木についているモリアオガエルの卵塊を発見しました。(写真をクリックすると拡大します)


Vol.32 「クロスジギンヤンマ」
2006年5月23日/ 足羽山天魔ヶ池 / 館長 吉澤康暢 撮影/ 学芸員 安曽潤子 文
クロスジギンヤンマ
 博物館前の天魔ヶ池で、クロスジギンヤンマが羽化しました。羽化したての体は、とても鮮やかなエメラルドグリーンをしていました。翅を乾かすために半日以上つかまっていました。(写真をクリックすると拡大します)


特別展関連フォト3 「ウミノサカエイモガイ」
2006年3月 / 博物館特別展示室 / 学芸員 石田 惣 撮影・文
ウミノサカエイモガイ
 イモガイ類は三角形の模様を呈するものが多い。なかでもウミノサカエイモガイの模様は緻密で美しく、往時はなかなか採集できなかったため、収集家が高額で取引した種として知られています。(写真をクリックすると拡大します)


特別展関連フォト2 「スジケシガイ」
2006年3月 / 博物館特別展示室 / 学芸員 石田 惣 撮影・文
スジケシガイ
 スギなどの落葉の下にすむ微小な陸貝(背景は1円玉)。山の上から海の底まで、軟体動物は地球上の広い範囲に進出しました。特別展示室にて展示しています。(写真をクリックすると拡大します)

特別展関連フォト1 「スズマバイ」
2006年3月 / 博物館特別展示室 / 学芸員 石田 惣 撮影・文
スズマバイ
 鈴間愛作氏が越前町厨沖で発見した新種、「スズマバイ」。
特別展示室にて展示しています。(写真をクリックすると拡大します)


期間限定企画「足羽山きょうのサクラ」
2006年3月24日から4月20日まで / 博物館前 / 当館の学芸員 撮影・文
足羽山のサクラ
 2006年の足羽山のサクラ中継。写真は「足羽山きょうのサクラ」ページにリンクしています。

Vol.31「ハリガネムシ」
2005年12月 / 足羽山 / 館長 吉澤康暢 撮影/ 学芸員 石田惣 文
カタクリ
 昨年暮れに福井市安田町の雪の上でみつかったハリガネムシのなかま(Gordius sp.)のオスの若虫です。ハリガネムシはカマキリに寄生して体内で大きくなり、成熟すると外に出て自由生活をします。本来なら土の中などにいるはずなのですが・・・どうして雪の上に出てきたのか、くわしくはわかりません。(写真をクリックすると拡大します)


Vol.30「クリスマスツリー」
2005年12月 / 博物館玄関ホール / 学芸員 佐藤友香 撮影
博物館もクリスマス
 博物館にもクリスマスツリーがお目見えしました。ゴールドクレストという、ヒノキ科イトスギ属の種です。人の背よりも大きなツリー、見に来ませんか?常設展のスクラッチクイズに、みごと全問正解したお子さんには、手作りの化石オーナメント(三葉虫やアンモナイト、ビカリアなどがあります)もしくはダイオウショウの松ぼっくりオーナメントをプレゼントしました。(写真をクリックすると拡大します)


Vol.29「モミジ」
2005年11月17日 / 足羽山 / 学芸員 安曽潤子 撮影
カタクリ
 博物館前の天魔が池の後ろにあるモミジが赤々と色づいています。(写真をクリックすると拡大します)


特別展関連フォト3 ソバの花の二型(にけい)
2005年7月下旬 / 福井市 / 館長 吉澤康暢 撮影
長花柱花
短花柱花  ソバの花には二つのタイプがあり、真ん中の白く細長い雌しべ(花柱・かちゅう)が、赤い葯(やく)をもつ雄しべにくらべて長い花(長花柱花・ちょうかちゅうか)と、短い花(短花柱花・たんかちゅうか)があります。(写真をクリックすると拡大します)


特別展関連フォト2 利尻昆布(りしりこんぶ)
2005年7月中旬/ 北海道利尻島 / 学芸員 石田 惣 撮影・文
リシリコンブ
 干し場で朝日を浴びる利尻昆布。褐藻(かっそう)で最も大型となるコンブ類は、だしとしての食材だけでなく、海の生き物のゆりかごとなる「藻場(もば)」を形作るうえでも重要な藻類です。(写真をクリックすると拡大します)


特別展関連フォト1 ソバの花と訪花昆虫(ほうかこんちゅう)
2005年7月上旬/ 福井市 / 館長 吉澤康暢 撮影
ソバとベニシジミ
 ベニシジミがソバの花の蜜を吸っています。ソバの花は蜜がたくさんあり、チョウやハチ、ハエなどがしきりに訪れます。ソバ蜂蜜は色が黒く、独特の香りがします。(写真をクリックすると拡大します)


Vol.28「アジサイ」
2005年6月15日 / 足羽山 / 館長 吉澤康暢 撮影
アジサイ
 強い日差しにくっきりとアジサイの影ができています。(写真をクリックすると拡大します)


Vol.27「巻層雲」
2005年5月8日 / 博物館前 / 上山 康一郎 撮影
巻層雲
 巻層雲のベールで太陽にかさができました。(写真をクリックすると拡大します)


Vol.26「コウノトリ」
2005年4月上旬 / 福井市 / 館長 吉澤康暢 撮影
田んぼにいたコウノトリ
飛翔するコウノトリ  コウノトリが福井市の田んぼに飛来しました。(写真をクリックすると拡大します)


期間限定企画「足羽山きょうのサクラ」
2005年4月1日から4月20日まで / 博物館前 / 当館の学芸員 撮影・文
足羽山のサクラ
 恒例となりました足羽山のサクラ中継。写真は「足羽山きょうのサクラ」ページにリンクしています。

Vol.25「カタクリ」
2005年4月8日 / 足羽山 / 館長 吉澤康暢 撮影
カタクリ
 足羽山の北斜面の明るい雑木林の林床をのぞいてみてください。赤紫色のかれんな花をつけたカタクリの群落がみられます。(写真をクリックすると拡大します)


Vol.24「アミダコ」
2005年1月9日 / 敦賀市の松原海岸 / 学芸員 石田惣 撮影・文
アミダコ
 1月9日敦賀市の松原海岸に漂着した珍しいアミダコ(Ocythoe tuberculata)です。太平洋側の暖海域の表・中層に生息し、日本海に入り込むことはごくまれです。胴体の表面には無数の突起があり、突起どうしをつなぐ稜線が網目模様に見えるためこの名前がついています。敦賀市子どもの国で保管されていたものを博物館が譲り受け、貴重な標本として収蔵することになりました。(写真をクリックすると拡大します)


Vol.23「ミズネコノオ」
2004年10月25日 / 福井市内の田んぼ / 学芸員 赤井賢成 撮影・文
ミズネコノオ
Eusteralis stellata (Lour.) Murata シソ科 ミズトラノオ属の一年草
 絶滅危惧T類(福井県) 絶滅危惧U類(環境省)

10月下旬に、福井市内の田んぼで見つけました。四国や九州などの暖地ではまだ健在のようですが、全国的に減少が指摘されている種で、福井県内でもきわめて稀です。種としては、台湾、中国大陸、東南アジア、インドやオーストラリアにまで広く分布します。(写真をクリックすると拡大します)

Vol.22「氾濫した足羽川」
2004年7月18日午後 / 博物館屋上より / 学芸員 赤井賢成 撮影
7月18日氾濫した足羽川
 7月18日未明より、足羽川流域は記録的雨量にみまわれ、みるみるうちに水位が上昇しました。写真は木田橋付近が決壊した直後の13時12分ごろ、博物館屋上から撮影したものです。足羽山のふもとまで水がきました。 このたびの福井豪雨で被害を受けられた方にはお見舞い申し上げます。一日も早い復旧をお祈りいたします。(写真をクリックすると拡大します)

Vol.21「レブンアツモリソウ」
2004年6月 /北海道礼文島 / 学芸員 佐藤友香 撮影・文
レブンアツモリソウの大株 レブンアツモリソウ アツモリソウ
 北海道礼文島のみに自生する、レブンアツモリソウの写真です。種の保存法で保護されていますが、心無い盗掘により数が激減、主な自生地は立入禁止となってしまっています。赤い(ホテイ)アツモリソウは福井にも記録があります。野生で咲いているからこそ美しいのだと思いませんか?(写真をクリックすると拡大します)

期間限定企画「足羽山きょうのサクラ」
2004年3月26日から4月10日まで / 博物館前 / 当館の学芸員 撮影・文
足羽山のサクラ
 去年に引き続き、今年もやってみました「足羽山きょうのサクラ」。今年は博物館玄関横のソメイヨシノをターゲットにしました。写真は「足羽山きょうのサクラ」ページにリンクしています。

Vol.20「天文台で観た土星」
2004年3月 / 博物館天文台 / 宮川祐一協力員 撮影
3月26日の土星
 ご存知、環のある惑星・土星の動画です。動いているように見えるのは地球の大気の影響によるものです。4月の夕方の西の空はとてもにぎやかです。低いほうから順に、最も明るい金星、やや赤い火星、そして土星と並んで見えます。特に4月25日には六日月と土星が並んで見えます。 2004年3月26日、宮川祐一協力員が博物館天文台にて撮影。(写真をクリックするとムービーを再生します・WMV形式3.5MB)

Vol.19「カサシャミセン」
2004年1月 / 敦賀市鞠山 / 学芸員・石田惣 撮影・文
カサシャミセン
 敦賀市鞠山の浜で打ち上げられていたヒバリガイの殻の表面についていたカサシャミセンです。一見するとカサガイ類のようですが、貝(軟体動物)ではありません。腕足動物という生き物で、恐竜出現前のカンブリア紀から細々と暮らす生きた化石です。カサシャミセンは明治の東京湾や瀬戸内海では見られたようですが、その後発見報告は少なく「幻の生物」とさえ言われていました。(写真をクリックすると拡大します)。

Vol.17「ムラサキシキブ(紫式部)」
12月 / 福井市足羽山 / 学芸員・長田勝 撮影・文
ムラサキシキブ
 クマツヅラ科の落葉低木で、足羽山では林縁に普通に見られます。あまり目立たない木なのですが、冬枯れの季節は美しい紫色の果実がひときわあざやかです。材はまっすぐで丈夫なことから、金づちなどの柄や杖に用いられるそうです。(写真をクリックすると拡大します)。

Vol.16「太陽の肉眼黒点」
2003年11月1日 / 福井市内 / 宮川祐一協力員 ・撮影
太陽の肉眼黒点
 10月下旬より太陽面上に2つの巨大な黒点が現れ話題になっています。10月28日にはかなり大規模なフレアが起こり、そのエネルギーが地球にまで到達しました。磁気嵐の原因となる一方、「低緯度オーロラ」が富山県や石川県でも観測されたということです。なお、直接太陽を見ると目を痛めます! 観察には必ず慣れた方と一緒に、また白板投影した像を見るのがよい方法です。(写真をクリックすると拡大します)。

Vol.15「エチゼンクラゲ」
2003年10月10日 / 福井県丹生郡越前町玉川 / 学芸員・石田惣 撮影・文
エチゼンクラゲ
 去年に続いて今年もまたエチゼンクラゲが日本海沿岸に大量漂着しています。鉢クラゲ類の中で最も大型の一種で、傘の直径は1メートルにもなります。東シナ海や朝鮮半島南西岸で発生し北上するとみられますが、大発生のメカニズムはわかっていません。越前海岸の定置網に入り込み、やっかいもの扱いをされていますが、実は中華の高級食材として加工することもできるそうです(写真をクリックすると遊泳するようすが動画でみられます)。
この映像は動物行動の映像データベースでも見られます...
(登録者:石田 惣 / データ番号:momo031013sn01b)


Vol.14「アオウミウシ」
2003年8月30日 / 弁慶の洗濯岩にて / 学芸員・石田惣 撮影・文
アオウミウシ
 8月30日の「海の生き物観察会」で見つけたアオウミウシです。全国に分布する普通種なのですが、探そうとするとなぜか見つかりません。それだけに見つけると「ヤッタ!!」という気持ちになります。青地に絵の具で塗ったような黄色の模様は、なんともいえない自然の造形美です。背中の花びらのような部分が「えら」で、ドーリス類というウミウシのグループの大きな特徴です(写真をクリックすると拡大します)。

期間限定企画「足羽山きょうの火星」
2003年8月10日から22日まで / 博物館天文台にて / 学芸員・石田惣 撮影・文
8月22日の火星
5万7千年ぶりといわれる火星大接近。当館天文台ではこの夏、その姿を追いつづけました。とはいえ、冷夏でくもりや雨続きの北陸地方ではなかなかベストショットは得られませんでした・・・(泣)。数少ない晴れ間をぬって撮影した火星はこちらからどうぞ。

Vol.13「ルリボシカミキリ」
2001年8月1日 / 荷倉にて / 学芸員・長田勝 撮影・文
ルリボシカミキリ
 カミキリの中でも特に美しいといわれ、いわゆる絵になる虫です。日本固有種で7-8月にブナ帯の広葉樹林で見られます。学名は「Rosalia(ロザリア)」。86年発行の昆虫の記念切手に描かれ、チョコエッグの日本の動物編にも登場しました。山間の集落で冬支度の薪に集まるので、このような場所を探すと美しい姿が見られます。生体は名のとおり鮮やかなルリ色ですが、標本にするとやや黒ずんでしまうのが惜しい・・・(写真をクリックすると拡大します)。

Vol.12「ゼンテイカ(禅庭花)」
2000年8月 / 白山にて / 学芸員・長田勝 撮影・文
ゼンテイカ(禅庭花)
 名前の由来は不明とのこと。別名ニッコウキスゲ。6月から8月にかけて県内の山地から亜高山の草原で美しい花を楽しむことができます。今庄町の夜叉ヶ池の稜線や大野市赤兎山は、この花を求めて多くの登山者が訪れます。写真は白山で2000年8月に撮影したものです(写真をクリックすると拡大します)。

Vol.11「デジカメで月」
2003年6月9日 19時ごろ / 博物館天文台にて / 観望会参加者・森口昭信さん撮影
デジカメで撮った月
 先日6月9日(月)に初企画「デジタルカメラで月を撮影しよう」を実施しました。デジカメを望遠鏡の接眼レンズに手持ちで密着させ、シャッターを押すといういい加減な方法なのですが、これが意外ときれいに撮れます。写り具合をその場で確かめられるデジカメならではのワザです。写真は参加者の森口昭信さん撮影のクレーターです。いかがですか? 双眼鏡でもできますので、ぜひ皆さんもやってみてください(写真をクリックすると拡大します)。

Vol.10「クサグモの捕食行動」
2003年5月2日 / 足羽山にて / 学芸員・石田惣 撮影・文
クサグモ
 すっかり暖かくなった足羽山では、低い木の葉にクサグモの巣がたくさん見られるようになりました。クサグモは棚状の網を作るクモで、その網に餌がかかると、糸を出してぐるぐる巻にしてしまい、動けなくして食べてしまいます。その様子を動画で記録しました。写真をクリックすると別ウインドウで再生します。

この映像は動物行動の映像データベースでも見られます...
(登録者:石田 惣 / データ番号:momo030522al01b)


Vol.9「水星の太陽面通過」
2003年5月7日 16時9分ごろ / 博物館天文台にて / 学芸員・石田惣 撮影・文
5月7日の水星の太陽面通過
 地球から見て水星が太陽のちょうど前を横切るという天体現象があります。これを水星凌日(水星の太陽面通過)といいます。前回は1999年で、4年ぶりにこの現象が先日5月7日にありました。博物館でも観望会を組んでみなさんにお見せする予定でしたが、あいにくの曇り空で中止となりました。この写真は、午後4時頃の一瞬の晴れ間をついて当館天文台で撮影したものです。写真をクリックして拡大写真をご覧下さい。青の矢印の先にある黒い丸が水星で、他の黒いシミは「黒点」です。


Vol.8「クロヘリアメフラシ」
2003年2月15日 / 福井市鷹巣にて / 学芸員・石田惣 撮影・文
クロヘリアメフラシ
今回は「クロヘリアメフラシ (Aplysia paruvula)」という海の貝です。春になって海藻が繁茂すると、海藻食のアメフラシがたくさんでてきます。貝の仲間とはいえ、貝殻はうすっぺらで、しかも体のなか(真ん中のひらひらの間)にほとんど埋もれてしまっています。貝にとっての「鎧」である貝殻をもたずして大丈夫なのかな、とも思いますが、どうやらアメフラシは食べてもおいしくないようで、こんな姿でも捕食者には狙われにくいようです(写真をクリックすると拡大します)。

期間限定企画「足羽山きょうのサクラ」
2003年3月26日から4月20日まで / 博物館玄関前にて / 当館の学芸員 撮影・文
4月13日のサクラ
足羽山は言わずとしれたサクラの名所。そこで、博物館玄関前のソメイヨシノにスポットをあて、連続写真を撮りつづけました(たまにサボった日もあります)。

Vol.7「ミズダコ」
2003年2月15日 / 福井市鷹巣にて / 学芸員・石田惣 撮影・文
ミズダコ
福井でこの時期市場にならぶ「ミズダコ」。その名のとおり水気が多く、柔らかい歯ごたえの日本海の味覚です。値段は目方で決まるため、文字通り「水増し」にならないよう、写真のように半日吊るして水気を切ってから出荷されます。写真に見える足1本分で1.5キロほどだそうです。大型のものは体全体で50キロになります(写真をクリックすると拡大します)。

Vol.6「フシメクダヒゲガニ」
2003年1月19日 / 博物館標本処理室にて / 学芸員・石田惣 撮影・文
フシメクダヒゲガニ
敦賀市五幡の浜で打ち上げられていたフシメクダヒゲガニ(Blepharipoda liberata)です。本来のすみ場所は少し深い砂泥底です。名前は眼柄が2節になっていることに由来します。カニとはいえ、実際にはヤドカリの仲間です。触角に毛がたくさんあるところをみると、かなり敏感な嗅覚をもっているのかもしれません(写真をクリックすると拡大します)。

Vol.5「ビカリア」
2002年12月7日 / 博物館収蔵庫にて / 学芸員・梅田美由紀 文
ビカリア
福井市鮎川の海岸で11月に採取した掘りたてほやほやのビカリア(Vicarya sp.)です。ビカリアは日本の新生代新第三紀中新世(約2300万〜530万年前)を代表する化石(示準化石)で、殻に太いトゲがある巻貝です。現世のセンニンガイに近縁と考えられ、暖かいマングローブの海を示す示相化石でもあります(写真をクリックすると拡大します)。

Vol.4「オオムラサキアンズタケ」
2002年10月20日 10時ごろ / 今庄町藤倉山にて / 学芸員・石田惣 撮影・文
オオムラサキアンズタケ
秋恒例の藤倉山(今庄町)のブナ林ハイキングで、毎年見つかる、しかしめずらしいキノコがあります。オオムラサキアンズタケ(Gomphus purpuraceus)です。先日10月20日の行事でも見つかりました。高さは15センチくらいで、写真のとおり奇妙な形です。県内では藤倉山でしか確認されていません。ちなみに、食べられるそうです(写真をクリックすると拡大します)。

Vol.3「中秋の名月」
2002年9月21日 19時45分ごろ / 博物館屋上にて / 学芸員・石田惣 撮影・文
中秋の名月
9月21日の夜、中秋の名月の観望会を開催しました。前日はよく見えたお月さまでしたが、この日はあいにく東の空に雲がかかり、観望会終了の7時半前までほとんど見えませんでした。終了間際にかろうじておぼろ月になり、8時ごろまで観望会を延長して、なんとか観望できました。風の強いなか待ち続けたみなさん、お疲れさまでした(写真をクリックすると拡大します)。

Vol.2「ツツドリ」
2002年8月20日 14時ごろ / 博物館にて / 学芸員・石田惣 撮影・文
ツツドリ
8月20日の昼下がり、博物館玄関横のガラスで「ゴン」と鈍い音が。滑空してきたツツドリがあやまってぶつかってしまい、残念なことに即死でした。野鳥の衝突事故はビルのガラス窓でよくおこります。生きた野鳥は原則として採集できませんので、博物館にとってこのような死体は貴重です。このツツドリは剥製標本としてよみがえらせることになりました。DNA解析用の肉片を採取したのち、ただいま本剥製を作成中です(ものさしは30cm・写真をクリックすると拡大します)。

Vol.1「昼間の金星」
2002年6月2日 16時02分 / 博物館天文台にて / 宮川祐一協力員 撮影
昼間の金星
この写真は6月3日に開いた天体観望会「昼間の金星を見ようII」で撮影されたものです。「昼間に金星が見えるの?」と思った方、ぜひ一度観望会に来て、その目で確かめてください。観望会のご案内はこちら...

撮影データ
主レンズ:五藤200mm ED fl.3000mm / 接眼レンズ:20mm (150倍)  / コリメート法による撮影
CAMERA:E990V1.1 / METERING : CENTER / MODE : M / SHUTTER : 1/500sec / APERTURE : F2.7 / EXP +/- : 0.0 / FOCAL LENGTH : f23.4mm(X1.0) / IMG ADJUST : STANDARD / SENSITIVITY : ISO100 / WHITEBAL : SUNNY / SHARPNESS : AUTO / DATE : 2002.06.02 16:02 / QUALITY : FULL FINE


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