このページの最終更新日:2012年4月22日
福井市自然史博物館 マスコット(シジュウカラ)

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Vol.97 「アズマヒキガエル」
2012年5月3日 / 学芸員 梨木之正 撮影・文
ニホンカナヘビ 2012年4月27日、今年も博物館の前の天魔ヶ池にアズマヒキガエルが産卵にやってきました。急いで産卵の動画を撮ってみたのですが画質が悪くなってしまいました。天魔ヶ池では毎年、アズマヒキガエルとモリアオガエルが産卵をしに来ます。5月の上旬〜中旬にはモリアオガエルの産卵もありますのでぜひ観察にいらしてください。私もモリアオガエルの動画でリベンジを果たしたいと考えています。動画はこちら...





期間限定企画 「足羽山きょうのサクラ」
2012年4月1日から / 学芸員 中村幸世 撮影・文
きょうのサクラ 「足羽山きょうのサクラ」では、博物館前のソメイヨシノの開花の様子を毎日写真で中継します。この企画は、足羽山のお花見情報として人気が高く、今年で10年目を迎えます。この木は、開花が予想日より大幅に前後したり、平地の足羽河原のソメイヨシノより早かったり、遅かったりと、毎年違った様子を見せてくれます。(写真をクリックすると「足羽山きょうのサクラ」にジャンプします)



期間限定企画 「足羽山きょうのサクラ」
2012年4月1日から / 学芸員 中村幸世 撮影・文
きょうのサクラ 「足羽山きょうのサクラ」では、博物館前のソメイヨシノの開花の様子を毎日写真で中継します。この企画は、足羽山のお花見情報として人気が高く、今年で10年目を迎えます。この木は、開花が予想日より大幅に前後したり、平地の足羽河原のソメイヨシノより早かったり、遅かったりと、毎年違った様子を見せてくれます。(写真をクリックすると「足羽山きょうのサクラ」にジャンプします)



Vol.96 「ニホンカナヘビの冬眠」
2012年2月15日 / 学芸員 梅村信哉 撮影・文
ニホンカナヘビ 2012年2月12日、冬越し昆虫の調査中に、ふと立ち枯れの木の隙間に眼をやるとヘビの顔のようなものが。何だろうと思ってよく調べてみると、冬眠中のニホンカナヘビでした。尻尾を巻いて、木の隙間にうまく入り込んでいました。



Vol.95 「コハクチョウ」
2011年10月22日 / 学芸員 梅村信哉 撮影・文
コハクチョウ 10月22日、福井市中荒井町の水田にコハクチョウが飛来しているという情報をいただき、写真を撮影に行きました。文献によると、福井県内では10月下旬から3月上旬にその姿が観察されるそうです。通常は10羽前後で観察されるとのことですが、この日は32羽のコハクチョウの姿が確認できました。見物人が何人かいましたが、ハクチョウたちは人をさほど気にしているようでもなく、餌(落穂や二番穂など)をついばむ姿や、体を丸めて休む姿を間近に見ることができました。



Vol.94 「ムササビ」
2011年9月27日 / 学芸員 梅村信哉 撮影・文
ムササビ 9月25日、坂井市丸岡上久米田で道を歩いているムササビを見つけました。図鑑によると完全な夜行性であり、昼の間は木の洞などで休息するとのことですが、写真を撮影したのは15時頃。近づいても逃げなかったので、どこかケガをしているのかとも思いましたが、外見からはケガをしている様子は見受けられません。おかげでじっくりと写真を撮影でき、図鑑にある「グルル、グルル」という鳴き声も聞くことができました。時としてこうした思いがけない出会いがあるのもフィールドに出かける大きな楽しみです。



Vol.93 「ヒグラシの羽化」
2011年8月3日 / 学芸員 梅村信哉 撮影・文
ヒグラシの羽化 8月に入り、ミンミンゼミやツクツクボウシの声が足羽山からも聞こえるようになってきました。夏の間に足羽山でよく観察することのできるセミは5種類ですが、夜(19時頃から)懐中電灯を持って木の周りなどを探すと、セミが羽化しているところを観察することもできます。このヒグラシは、7月30日に行われた自然史講座「セミの羽化を見てみよう」で見つかったものです。どのセミも羽化の瞬間はとても美しいものです。自然史博物館周辺でもセミの羽化を観察することができますので、夏休みの間にみなさんもぜひじっくり観察してみてください。



期間限定企画「足羽山きょうのアジサイ」
2011年5月19日から / 博物館横 / 当館の学芸員 撮影・文
きょうのアジサイ 「足羽山きょうのアジサイ」では、博物館横のアジサイの開花の様子を毎日写真で中継します。このアジサイは、道際や山際の日当たりの良い場所のアジサイに比べ例年開花が遅めですが、毎年大輪の美しい花を咲かせます。(写真をクリックすると「足羽山きょうのアジサイ」にジャンプします)



期間限定企画「足羽山きょうのサクラ」
2011年4月1日から / 博物館前 / 当館の学芸員 撮影・文
きょうのサクラ 「足羽山きょうのサクラ」では、博物館前のソメイヨシノの開花の様子を毎日写真で中継します。この企画は、足羽山のお花見情報として人気が高く、今年で9年目を迎えます。この木は、開花が予想日より大幅に前後したり、平地の足羽川原のソメイヨシノより早かったり、遅かったりと、毎年違った様子を見せてくれます。(写真をクリックすると「足羽山きょうまでのサクラ」にジャンプします)



Vol.92 「テングチョウの日光浴」
2011年3月16日/ 学芸員 梅村信哉 文・撮影 
テングチョウ 3月中頃になり、暖かい日があると、成虫で冬を越していたチョウが飛び始め、日光浴をしている姿をよく見かけるようになります。足羽山でも数種成虫で冬を越すチョウが確認されていますが、写真のテングチョウもその1つ。頭の先がテングの鼻のように前につきだしていることから、この名前があります。成虫で冬を越したチョウの中には翅がかなり傷んでいるものもあり、昆虫にとって冬を越すことがいかに厳しいことであるかを感じさせられます。 (写真をクリックすると拡大します)




Vol.91 「冬を越せなかったコガタスズメバチの女王」
2011年3月11日/ 学芸員 梅村信哉 文・撮影 
コガタスズメバチの越冬女王 3月6日に行われた「冬越し昆虫の観察会」の準備のために、この冬も足羽山で冬を越している昆虫を探しました。朽ち木などを割っていると、いろいろな昆虫の姿を見つけることができますが、時として厳しい寒さのため、または、越冬中に他の昆虫やムカデなどに食べられてしまって命を落としてしまったと思われる昆虫の姿が見つかることもあります。写真はコガタスズメバチの女王バチで、見つかった時には死んでしまっていました。餌不足、寒さ、天敵・・・冬を越すために昆虫は多くの試練にさらされています。 (写真をクリックすると拡大します)




Vol.90 「スズメバチの越冬女王」
2010年12月28日/ 学芸員 梅村信哉 文・撮影 
キイロスズメバチの越冬女王 春から秋までたくさんいた昆虫たちも冬になると姿を見なくなります。しかし、草の根元や腐った木の中、落ち葉の下など以外と身近なところで冬を越しています。スズメバチの仲間は、基本的には新しい女王だけが朽木の中などで冬を越します。このキイロスズメバチの女王は今年の1月に足羽山で見つけたものですが、秋の間に栄養をたっぷりと蓄えて人知れず寒さにじっと耐える姿からは生き物の力強さを感じることができます。 (写真をクリックすると拡大します)




Vol.89 「カネタタキ」
2010年9月15日/ 学芸員 梅村信哉 文・撮影 
カネタタキ チンチンチンと鐘を叩くような音で鳴くことからこの名前があります。秋の鳴く虫というと、夜に鳴くイメージがあると思いますが、このカネタタキは一日中鳴いています。足羽山では現在、夜になるとアオマツムシのリューリューという大合唱が聞こえますが、その中でよく耳を澄ますとこのカネタタキの鳴き声も聞こえるはずです。昼間でもアジサイやツツジの植え込みの近くなどで声を聞くことができますので、一度探してみて下さいね。 (写真をクリックすると拡大します)




Vol.88 「タガメ」
2010年7月28日/ 学芸員 梅村信哉 文・撮影 
タガメ 7月28日、協力員の方からタガメの卵とオスの成虫を頂きました。かつては水田で普通に見られ、養魚場の害虫にもなっていたタガメですが、近年では全国的に絶滅の危機にさらされており(環境省レッドデータブック絶滅危惧U類;福井県レッドデータブック絶滅危惧T類)、自然状態で見ることは非常に難しい昆虫です。タガメは、オスが卵を守り、交尾にあぶれたメスはオスが守っている卵を壊してしまうという習性を持っています。頂いたタガメは博物館で飼育中ですので、卵の世話をする雄成虫の姿を見ることが出来るかも知れません。 (写真をクリックすると拡大します)




Vol.87 「カブトムシ」
2010年6月26日/ 学芸員 梅村信哉 文・撮影 
カブトムシ 6月25日、博物館近くのコナラの木でカブトムシを見つけました。2週間ほど前からコクワガタの姿は確認していたのですが、カブトムシを確認したのは今年初めてです。足羽山の樹液酒場は昼間はスズメバチやルリタテハなどのチョウの姿が見られ、夜はコクワガタ、ヤガの仲間、昆虫を狙うムカデの姿などが見られます。これから樹液にやってくる昆虫の種類も増えるのかなと思うと、楽しみです。 (写真をクリックすると拡大します)




Vol.86 「ギフチョウ幼虫誕生」
2010年5月5日/ 館長 吉澤康暢 撮影/ 梅村信哉 文 
ギフチョウ幼虫の誕生 5月2日、ギフチョウの卵が孵化しているのを確認しました。5月1日の夕方ごろから卵が孵りはじめていたのですが、2日にはすべての卵が孵っていました。生まれたての幼虫は体が黄色いのですが、やがて黒い色に変わっていきます。今日5月5日でギフチョウの幼虫が誕生して4日目になります。1日の間に出されるフンの量も多く、どの幼虫もカンアオイの葉をもりもり食べてすくすくと成長しているようです。 (写真をクリックすると拡大します)




Vol.85 「ギフチョウ卵」
2010年5月1日/ 館長 吉澤康暢・学芸員 梅村信哉 撮影/ 梅村信哉 文 
ギフチョウの卵 ギフチョウの卵 4月19日に福井市大安寺で採集した卵を特別展『足羽山を彩るギフチョウと春の昆虫』で展示しています。産まれて間もないころは、真珠のようにきれいな色をしているギフチョウの卵ですが(左の写真)、幼虫が孵化するのが間近になると、黒っぽい色になります(右の写真)。今日5月1日に幼虫が卵から孵りはじめました。これからエサとなるカンアオイを食べてすくすくと成長していくギフチョウ幼虫の姿を紹介していきます。 (写真をクリックすると拡大します)



Vol.84 「ギフチョウ」
2010年4月27日/ 学芸員 梅村信哉 文・撮影
ギフチョウ 4月5日に福井市大安寺で羽化して翅を乾かしていると思われるギフチョウの姿を撮影しました。ギフチョウは花の蜜を吸いにきてもなかなかじっとしていてくれませんが、このギフチョウは翅が乾ききっていないこともあって逃げなかったため、かなり接近して写真を撮影することができました。4月19日には大安寺でギフチョウの卵をたくさん見かけました。このうち、いくつか採集してきたものを4月28日より展示しています。真珠のような卵から幼虫が孵り、成長していく様子を見ることができますよ。
(写真をクリックすると拡大します)


期間限定企画「足羽山きょうのサクラ」
2010年3月24日から / 博物館前 / 当館の学芸員 撮影・文
きょうのサクラ 「足羽山きょうのサクラ」では、博物館前のソメイヨシノの開花の様子を毎日写真で中継します。この企画は、お花見情報として人気が高く、めでたく8年目となりました。開花日も、予想日より大幅に前後したり、平地の足羽川原のソメイヨシノより早かったり、遅かったりと毎年違っているのもおもしろいです。(写真をクリックすると「足羽山きょうのサクラ」にジャンプします)



Vol.83「コウノトリ」動画
2010年3月 /学芸員 田中嘉寛 文・撮影
コウノトリ
 2009年12月11日、福井市にコウノトリが飛来しました。そのとき撮影した動画をご覧いただけます。コウノトリは水田の中を歩きながら、餌を探していました。(写真をクリックするとムービーを再生します・mp4形式7.7MB)
Vol.82 新種の化石「ハッタスナモグリ」
2010年3月4日
ハッタスナモグリ 八田真毅(はったなおき)氏(福井市自然史博物館友の会運営委員)が、2009年2〜5月にかけて福井市国見町で発見。2010年2月17日、柄沢宏明氏(瑞浪市化石博物館)と中川登美雄氏(丸岡高等学校)が瑞浪市化石博物館研究報告第36号で新種として発表。約1600〜1650万年前(新生代新第三紀)の甲殻類(エビ・カニのなかま)の化石。福井市自然史博物館が保管・収蔵(3個)。3月6日から一般公開。
(写真をクリックすると拡大します)



Vol.81 「タイマイの子ガメ」
2010年1月20日/ 学芸員 安曽潤子 文・撮影
タイマイの子ガメ 2009年12月21日、友の会会員の高島直子さんが福井市の三里浜で子ガメの死体を拾って博物館に持ってきてくださいました。調べてみるとタイマイのようで・・・。熱帯〜亜熱帯に生息するタイマイの子ガメが福井の浜まで来ることは珍しく、2010年1月19日、日本ウミガメ協議会の方々がいらっしゃて解剖などの調査を行いました。
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Vol.80 「コウノトリ」
2009年12月13日/ 学芸員 田中嘉寛 文・撮影
コウノトリ 2009年12月11日、福井市にコウノトリが飛来しました。 午前8時20分ごろ、日本野鳥の会福井県支部のメンバーから情報をいただき現地にて撮影しました。コウノトリは水田の中を歩きながら、餌を探していました。 (写真をクリックすると拡大します)





Vol.79 「白山2009」
2009年12月9日/ 館長 吉澤康暢 撮影/学芸員 梅村信哉 文
白山 昨日12月8日は晴天に恵まれ、白山テラスからは雪をかぶった白山の姿をきれいに見ることが出来ました。福井は冬になるとぐずついた天気の日が多いですが、晴天の日に白山テラスから眺める白山の姿は絶品です。雄大な白山の姿をご覧に是非お越し下さい。(写真をクリックすると拡大します)





Vol.78 「ヒョウモンダコ」
2009年11月11日/ 福井市林業水産課 撮影/学芸員 安曽潤子 文
ヒョウモンダコ 11月9日、福井市鷹巣海岸の養殖アワビのカゴに、珍しいお客さまが入っていたとの連絡をいただきました。あたたかい海にすむので、福井では割合珍しい「ヒョウモンダコ」です。10cmぐらいにしかならない小さなタコですが、猛毒があり、かまれると危険です。刺激を受けると写真の様な鮮やかな色になります。(写真をクリックすると拡大します)





Vol.77 「秋の鳴く虫D」
2009年10月21日/ 学芸員 梅村信哉 撮影・文
ヤブキリ ヤブに住むキリギリスの仲間だから、ヤブキリの名前があります。足羽山では7月から姿を見せ始め、9月には夜に元気よく鳴いていましたが、この頃鳴き声が聞こえなくなってきました。ただ、今週はじめに越知山でこの虫の鳴き声を聞いたので、足羽山にもまだ成虫がいてもいいのにとも思います。秋の鳴く虫の多くは卵で冬を越し、成虫は秋の終わりには死んでしまいます。今週の土曜日に博物館で『秋の鳴く虫の観察会』が開催されるので、行事担当者としてはそれまではいろいろな虫に生き残っていてほしいと願ってしまいます。(写真をクリックすると拡大します)



Vol.76 「秋の鳴く虫C」
2009年10月7日/ 学芸員 梅村信哉 撮影・文
クツワムシ 10月5日の夕方に足羽山の麓でクツワムシを見つけました。クツワムシは大型の種で、童謡『虫のこえ』にも登場する代表的な秋の鳴く虫です。轡(くつわ)とは、馬の口にはめる金具のこと。クツワムシのガチャガチャと鳴く声が、手綱を引いた時に轡が鳴る音に似ていることからこの名前があります。写真のクツワムシは茶色いですが、緑色のものもいます。このクツワムシ、現在博物館で飼育中ですが、鳴き声が大きいために、館の人から苦情が出ないか心配なところです。 (写真をクリックすると拡大します)



Vol.75 「秋の鳴く虫B」
2009年9月30日/ 学芸員 梅村信哉 撮影・文
アオマツムシ 9月21日の16時半頃、博物館近くのアジサイでアオマツムシのオスが鳴いているところの写真を撮影しました。ハネをたてているのが鳴いているオスで、その横にメスの姿が見えます。アオマツムシの交尾の様子を動画に撮ろうと17時半ごろから2時間近く観察を続けました。一口に虫の鳴き声といっても、普通に鳴いている時、メスを誘う時、オスが近くにいる時で鳴き方が違ってきます。このアオマツムシも3時間くらいかけて一生懸命メスを誘っていましたが、結局メスに振られてしまったようでした。人間が近くで観察していたからメスが逃げたのかもと思い、ちょっと罪悪感を覚えました。 (写真をクリックすると拡大します)



Vol.74 「秋の鳴く虫A」
2009年9月21日/ 学芸員 梅村信哉 撮影・文
ウマオイ スウィーッチョンと鳴き、童謡『虫のこえ』にも登場するウマオイ。足羽山でもウマオイの声を聞くことができます。舗装されたアスファルトの上で鳴いているのを見ることがありますが、写真を写すためにピントを合わせようとすると、カメラの光に反応してか逃げてしまいます。ウマオイは純粋な肉食性のキリギリスで、前脚にはするどいトゲを何本も持ち、前脚で獲物をしっかりと抱えて食べます。福井県にはハヤシノウマオイとハタケノウマオイという2種類のウマオイがいます。これらの2種は鳴き声が違うものの、外見上での区別はとても難しく、現在バッタ類の標本を整理している筆者も大いに悩んでいます。 (写真をクリックすると拡大します)



Vol.73 「秋の鳴く虫@」
2009年9月12日/ 学芸員 梅村信哉 撮影・文
アオマツムシ アオマツムシ 夜もすっかり涼しくなり、足羽山では秋の鳴く虫たちの大合唱が聞こえます。一番よく声が聞こえるのはこのアオマツムシ。1898年に日本への進入が確認され、その後1970年代から1980年代にかけて急速に分布を広げた昆虫です。街路樹などで鳴いており、足羽山でもサクラなどいろいろな木から甲高いリーリーという声が聞こえてきます。木の上から鳴き声が降ってくるようで、どこで鳴いているのかわかりづらく、見つけたとしても人が近づくと鳴きやんでしまうため、鳴いているところの写真はなかなか撮らせてくれません。 (写真をクリックすると拡大します)



Vol.72 「続・骨標本の作り方」
2009年8月30日/ 学芸員 田中嘉寛 文
イノシシ 3日かけてイノシシの骨格標本を作製しました。皮をかぶった状態のイノシシはフォトギャラリーvol.71でご覧いただけます。イノシシを何度もゆでて肉を取り除き、だんだん骨が見えてくると楽しくなります。ほとんど骨になったら、数日間入れ歯洗浄剤につけて、においや油をおとします。骨は結構多くの油を含んでいます。そして乾いたら完成です。骨になると鼻先や耳もなくなりずいぶんと違う印象を受けます。この作業は2009年度博物館実習の一環で行われました。下のリンクより実習生の報告・感想をご覧頂けます。また作業に協力してくれた博物館ボランティア「骨部」の様子もご覧頂けます。(写真をクリックすると拡大します)

詳しくはこちら学芸員実習のページ... 詳しくはこちら「骨部」のページ...
Vol.71 「骨標本の作り方」
2009年8月29日/ 学芸員 田中嘉寛 文
イノシシ イノシシの頭蓋骨の標本を作っています。作業としてはまず毛皮をはぎ、次に肉をとります。それから鍋などで煮込みながらさらに肉や油を取り除いていきます。解剖を始める前にはイノシシのあちこちを触ります。鼻先や耳、毛並みなど確認しました。特にイノシシは結構剛毛で、歯ブラシとしても使われているようです。この作業は2009年度博物館実習の一環で行われました。下のリンクより実習生の報告・感想をご覧頂けます。

詳しくはこちら学芸員実習のページ...

Vol.70 「アブラゼミの羽化」
2009年7月31日/ 学芸員 梅村信哉 撮影・文

アブラゼミ 足羽山では夏に鳴くセミが出揃ってきました。ニイニイゼミにはじまり、アブラゼミ、ヒグラシ、ミンミンゼミ、お盆過ぎくらいから盛んに鳴き始めるツクツクボウシもすでによく鳴いています。そんな中今日、田中学芸員が博物館周辺でアブラゼミの幼虫を見つけてきたので、博物館内でアブラゼミの羽化を観察しました。昆虫の羽化の瞬間は本当に神秘的です。特にアブラゼミはこの羽化の瞬間が一番色彩的にも美しいと思います。このアブラゼミは多くの視線とフラッシュの中1時間半ほどかけて無事に羽化しました。 (写真をクリックすると拡大します)


Vol.69 「しっぽの残るモリアオガエル」
2009年7月11日/ 学芸員 田中嘉寛 撮影・文

モリアオガエル モリアオガエル モリアオガエルが博物館前の天魔ケ池の草にでてきました。草の高いところにとまっているので簡単に見つける事ができます(右写真の赤丸がモリアオガエルです)。よく観察してみると、しっぽがまだ残っています(左写真)。この時期は口や内蔵のつくりがどんどん変わるため、エサを食べません(両生類・はちゅう類、小学館の図鑑NEO)。 (写真をクリックすると拡大します)






Vol.68  「ギラファノコギリクワガタ」
2009年6月21日/学芸員 梅村信哉 撮影・文

ギラファノコギリクワガタ  【世界の珍虫・奇虫展で展示されている昆虫D】
すらっとしたスマートな体と長い大アゴが特徴のギラファノコギリクワガタ。大アゴの先からお尻の先までの長さ(体長)では世界最大のクワガタと言われています。大きいものでは12cm近くになると言われており、日本にいるクワガタの2倍近くの体長です。珍虫・奇虫展では生きたギラファノコギリクワガタと,かなり大きなギラファノコギリクワガタの標本を見ることができますよ。 (写真をクリックすると拡大します)



Vol.67  「パラワンオオヒラタクワガタ」
2009年6月20日/学芸員 梅村信哉 撮影・文

パラワンオオヒラタクワガタ  【世界の珍虫・奇虫展で展示されている昆虫C】
黒くつやつやとした平らなボディ、立派な大アゴ、パラワンオオヒラタクワガタは非常に迫力のあるクワガタです。珍虫・奇虫展ではパラワンオオヒラタクワガタのオスとメスを生きた状態で展示しています。オスは昼間も行動しているのを観察することができますが、メスは夜に活動しているためか昼間は隠れていてなかなか観察することができません。明日6月21日は博物館を夜間も開館していますので(19:00〜21:00)、普段なかなか観察できないパラワンオオヒラタクワガタのメスを観察することができるかもしれません。 (写真をクリックすると拡大します)



Vol.66 「ヘラクレスオオカブトのサナギついに脱皮」
2009年6月13日/ 学芸員 梅村信哉 撮影・文

ヘラクレスオオカブト ヘラクレスオオカブト  【世界の珍中奇虫展で展示されている昆虫B】
世界の珍虫・奇虫展で展示されている2頭のヘラクレスオオカブトのサナギのうち、1頭が今日ついに脱皮しました。ヘラクレスオオカブトが成虫になる瞬間は、ヘラクレスオオカブトを飼育している人でもなかなか見ることのできないものなのだそうです。成虫になりたてのハネの白いヘラクレスオオカブトは本当に神秘的できれいです。脱皮して3時間後に撮影したのが右側の写真ですが、ハネが茶色く色づいていました。もう1頭のヘラクレスオオカブトのサナギも数日中に脱皮すると思われます。貴重な瞬間をご覧になりに、ぜひ博物館へお越しください。 (写真をクリックすると拡大します)


Vol.65  「ヘラクレスオオカブトサナギ」
2009年6月11日/学芸員 梅村信哉 撮影・文

ヘラクレスオオカブトサナギ  【世界の珍虫・奇虫展で展示されている昆虫A】
世界の珍虫・奇虫展では、ヘラクレスオオカブトのサナギも展示しています。来館者の方から生きているのですか?と質問を受けるのですが、ちゃんと生きています。しかも、あと1週間ほどで成虫になると思われます。展示期間中に成虫になったばかりの真っ白なきれいなヘラクレスオオカブトの姿を見ることができるかもしれません。ヘラクレスオオカブトのサナギを生きた状態で見られる機会はあまりないと思いますので、まだご覧になっていない方はぜひお越しください。 (写真をクリックすると拡大します)



Vol.64  「ヘラクレスオオカブト」
2009年6月9日/学芸員 梅村信哉 撮影・文

ヘラクレスオオカブト  【世界の珍虫・奇虫展で展示されている昆虫@】
6月28日まで開催されている世界の珍虫・奇虫展で展示されている昆虫を紹介していきます。第1回目はヘラクレスオオカブト。子どもたちに大人気で、世界一大きなカブトムシとして知られています。世界の珍虫・奇虫展では、ヘラクレスオオカブトの標本はもちろん、生きたものも展示しています。ケンカをしたり、交尾をしたりと、生き虫ならではの貴重なシーンをご覧いただけるかもしれません。皆様お誘いあわせのうえ、ぜひお越しください。 (写真をクリックすると拡大します)



Vol.63  「シロシタホタルガ」
2009年5月28日/ 館長 吉澤康暢 撮影/ 学芸員 梅村信哉 文

シロシタホタルガ  足羽山にあるタンナサワフタギの木でカラフルな幼虫を見つけました。シロシタホタルガというガの幼虫で、タンナサワフタギの葉をよくみるとあちらこちらに幼虫に食べられた跡と糞が・・・・。5月中旬か6月にかけて蛹になるようなので、蛹になる前にたくさん餌を食べていたのでしょうか。このシロシタホタルガは、幼虫もきれいですが、成虫も美しいガになります。何匹か博物館に幼虫を持ち帰ったので、成虫になる日が楽しみです。 (写真をクリックすると拡大します)




Vol.62 「モリアオガエル」
2009年5月23日/ 学芸員 田中嘉寛 撮影・文
アズマヒキガエル アズマヒキガエル  ヒキガエルの産卵に続いてモリアオガエルの産卵シーズンに入りました。2009年は5月23日に博物館前の天魔ヶ池ではじめてモリアオガエルとその卵塊を見つけることができました。池に面した草むらの陰にある、こぶし大の白い塊がモリアオガエルの卵塊です。2007年も5月の下旬に卵がみられました。例年6月の中旬まで卵は見られます(Vol.33,46, 47参照)。2ヶ月もすると手足がはえ尾もなくなったモリアオガエルになります(Vol.49参照)
 モリアオガエルというと鮮やかな緑色かと思いますが、体色は個体差が大きく緑や褐色、斑点を持つものもいるようです(松橋・奥山著「日本のカエル」)。今回、天魔ヶ池で捕まえたモリアオガエルは暗褐色の個体でした。 。来館の際には天魔ヶ池もご覧ください。 (写真をクリックすると拡大します)


Vol.61 「カエルの里帰り」
2009年4月23日/ 学芸員 田中嘉寛 撮影・文
アズマヒキガエル 夜になると博物館の周りはアズマヒキガエルだらけになります。博物館の目の前にある天魔ヶ池にヒキガエルたちが産卵に来るためです。ヒキガエルは生まれた池へかえれるよう特定のにおいを記憶しているそうです(日本動物大百科)。ヒキガエルの卵塊はひも状で、一つひとつの卵の周りを透明のゼリーがおおっておりそれが最大30メートルにもなります。ヒキガエルの産卵が終わると続いてモリアオガエルの産卵シーズンに入ります(Vol 46, 47参照)。来館の際には天魔ヶ池もご覧ください。 (写真をクリックすると拡大します)


期間限定企画「足羽山きょうのサクラ」
2009年3月20日から4月18日まで / 博物館前 / 当館の学芸員 撮影・文
きょうのサクラ 「足羽山きょうのサクラ」では、博物館前のソメイヨシノの開花の様子を中継します。毎年恒例となりましたこの企画も、とうとう7年目。この写真撮影を始めると春の訪れを感じます。写真をクリックすると「足羽山きょうのサクラ」にジャンプします。



Vol.60 「月面」
2009年4月12日/ 学芸員 田中嘉寛 撮影・文
月面 2009年4月3日、4日は月と土星の観望会を行いました。その際、デジタルカメラで月を撮影してみました。フォトギャラリーVol.11「デジカメで月」でも紹介されていますが、結構簡単に撮れます。当館で行われる次の観望会は「土星をみよう」4月24日、19時から21時です。土星も撮影できると思います。 (写真をクリックすると拡大します)


Vol.59 「アカウミガメの食道」
2009年1月16日/ 学芸員 内藤由香子 撮影/安曽潤子 文
アカウミガメの食道 福井市の鷹巣海水浴場に死体で打ちあがった「アカウミガメ」を解剖し、消化器官に残っている物を調べようと食道の外側と内側をひっくり返してみると・・・。図鑑などでは、「突起がある」など文字でさらっとしか書いていないことが多く、実際に見た時のインパクトといったらそれはそれは・・・(何ごとにも怯えない内藤学芸員がひどく動揺してしまうほど)。(写真をクリックすると拡大するので、突起物が苦手な方は注意してください)


Vol.58 「ミゾソバ」
2007年10月30日/ 学芸員 中村幸世 撮影・文
ミゾソバ 福井県内でも普通に見られる「ミゾソバ」。花期が7〜10月なのになぜこの季節の掲載かというと、別名「ウシノヒタイ(牛の額)」と呼ばれているからです。小川のふちや湿地に生える1年草です。淡い紅色をおびた花びらのように見えるものは、実はがくで、花びらはありません。年末年始ミニ展示にて、牛の額のような葉のかたちがよく分かる「さく葉標本」を展示中です。 (写真をクリックすると拡大します)


Vol.57 「ミルキークォーツ」
2008年/ 学芸員 梅田美由紀 撮影・文
ミルキークォーツ 石英の透明な結晶を水晶と呼んでいますが、ミルキークォーツは、形は六角柱状、硬さは硬度7で、その色が乳白色であること以外は水晶と同じ性質を持った鉱物です。乳白色のにごりの原因は,ガスや液体の微細なアワが含まれているためと言われ、牛乳が混ざっているわけではありません。石川県遊泉寺鉱山産。来年の干支にちなんで、年末年始ミニ展示にて展示中です。(写真をクリックすると拡大します)


Vol.56 「青葉山」
2008年/ 高浜町/ 館長 吉澤康暢 撮影・文
青葉山 福井と京都の県境にある青葉山は「若狭富士」とも呼ばれ、その美しいシルエットが有名です。今よりも高い山頂をつくっていた火山岩層が、大規模崩壊を起こし、岩屑なだれとなってふもとの海岸まで流れ下ってきたものと考えられる巨大な岩塊が山の北側にある神野浦海岸で見ることができます。くわしくは「青葉山の岩屑なだれ堆積物と山体崩壊」をご覧下さい。(写真をクリックすると拡大します)


Vol.55 ちょっと変わった「ツルガマイマイ」
2008年6月21日/ 足羽山/ 学芸員 安曽潤子 撮影・文
ツルガマイマイ 6月11日に、足羽山でちょっと変わったマイマイを見つけました。福井ではよく見かけるツルガマイマイ(Euhadra latispira tsurugensis)の変わった形のもののようです。殻がソフトクリームのように高く巻き、軟体部も真っ白です。写真左奥の通常のツルガマイマイと比較してください。7月13日まで生態展示しておりますので、ぜひ見にいらしてください。(写真をクリックすると拡大します)


Vol.54「フクロウの子ども」
2008年6月11日/ 足羽山/ 学芸員 安曽潤子 撮影・文
フクロウの子ども 5月ぐらいから博物館周辺で、フクロウの子どもの鳴き声を聞くようになりました。大人のフクロウの「ホーホー」というおなじみの声とは似ても似つかない「ギャーギャー」という元気な鳴き声です。先日、博物館近くの鉄塔にニ羽の兄弟(性別不明)を見かけました。声はまだまだですが、姿はずいぶんと大人っぽくなってきていました。(写真をクリックすると拡大します)


Vol.53「オオミズアオ」
2008年3月/ 博物館「足羽山自然大図鑑」/ 館長 吉澤康暢 撮影/ 学芸員 安曽潤子 文
オオミズアオ オオミズアオの顔 蝶は好きだけど、蛾は嫌いとよく聞きます。分類学的には「チョウ」や「ガ」という区別はないのですが、なぜか気持ち悪がられ、嫌われてしまういわゆる「蛾」。しかし、足羽山に生息しているオオミズアオを見てください。その美しい色、愛くるしい目、かわいらしい触角、どこをとっても、いわゆる「蝶」に負けません。(写真をクリックすると拡大します)


Vol.52「アズマヒキガエル」
2008年4月15日/ 足羽山/ 学芸員 内藤由香子 撮影・文
アズマヒキガエル 昨年より半月ほど遅い4月15日の夕方、博物館前の広場にたくさんのアズマヒキガエルが、天魔ヶ池で産卵するために姿を見せました。あまりにも数が多いため、夜桜を楽しみにきた人たちをずいぶんと驚かせていたようです。ちょうどサクラが散りはじめていたので、サクラの花びらを身にまとっての登場です。(写真をクリックすると拡大します)


期間限定企画「足羽山きょうのサクラ」
2008年3月22日から4月19日まで / 博物館前 / 当館の学芸員 撮影・文
きょうのサクラ 毎年恒例となりました「足羽山きょうのサクラ」。博物館前のソメイヨシノの開花の様子を中継します。写真は「足羽山きょうのサクラ」ページにリンクしています。



Vol.51「キクバオウレンの花」
2008年3月/ 足羽山/ 学芸員 中村幸世 撮影・文
カンアオイの花 ブナの道ではキクバオウレンの花が咲き始めました。径1cm程の小さな花ですが、みずみずしい感じがします。花をよ〜く観察すると、雄花と両性花があるのが分かります。キクバオウレンの他にもフキノトウが顔を出し、カタクリも一斉に芽生えてきました。いよいよ春の到来ですね。(写真をクリックすると拡大します)



Vol.51「カンアオイの花」
2008年1月/ 足羽山/ 学芸員 佐藤友香 撮影・文
カンアオイの花 雪が積もるような寒さの中でも、意外にも花を咲かせているのがカンアオイです。寒葵という漢字名が、寒い季節でもその姿がみられることを表しています。葉はハート型で、個性的なつぼ状の萼(がく)を持った花を冬季につけます。落ち葉に埋もれるようにして、地表すれすれのところにある花の花粉を、この時期にどの動物が運ぶのか、いまだ謎の多い種類です。(写真をクリックすると拡大します)


ミニ展示関連フォト「アカネズミ」
2007年11月/ 博物館/ 学芸員 内藤由香子 撮影/学芸員 内藤・安曽 文
アカネズミ ネズミは身近なようで、その姿をじっくりと見たことがある方は少ないかもしれません。福井県内には9種類のネズミが生息し(ネズミ科)、ドブネズミに代表される家ネズミ以外にも、野ネズミのハタネズミやスミスネズミなどが生息しています。ここ足羽山には、写真のようなアカネズミが生息しています。ミニ展示開催期間中は、この生きたアカネズミを見ることができますので、じっくりと観察してみてください。(写真をクリックすると拡大します)

Vol.50「ナツハゼとクサギの実」
2007年10月6日/ 足羽山/ 学芸員 佐藤友香 撮影・文
おいしいナツハゼの実 カラフルなクサギの実 まるでブドウのような濃い色の実は、ナツハゼです(写真左)。甘酸っぱくておいしいので、皆さんも探して味見をしてみてはいかがでしょう。派手なピンクと群青色の実は、クサギです。このような面白い実を、あなたも野外に出かけて発見してみませんか?(写真をクリックすると拡大します)





Vol.49「モリアオガエルの幼体」
2007年7月22日/ 足羽山/ 学芸員 内藤由香子 撮影・文
子ガエル モリアオガエルの泡巣が今年初めて観察されたのが5月の末。それからから2ヶ月弱が経過しました。現在、天魔ヶ池はモリアオガエルの幼生(おたまじゃくし)や幼体(子ガエル)でにぎわっています。産卵が数週間にわたって行われたので、小さなおたまじゃくしから上陸してすでに尾がなくなっている子ガエルまで、様々な成長段階のモリアオガエルを一度に見ることができました。(写真をクリックすると拡大します)

Vol.48「モクズガニ」
2007年7月7日/ 永平寺町的川/ 学芸員 安曽潤子 撮影・文
モクズガニ 内藤学芸員らが永平寺町で小型哺乳類を調査していたところ、そのトラップにはカワネズミではなくモクズガニが・・・。モクズガニは、英語でも「Mitten crab(手袋ガニ)」といわれるように、はさみの部分が毛で覆われているのが特徴です。サケのように海と川を回遊する珍しい生態のカニです。現在、博物館1階で展示していますので、ぜひそのかわいいミトンを実際にご覧ください。(写真をクリックすると拡大します)

Vol.47「モリアオガエルの産卵」
2007年6月17日/ 足羽山/ 館長 吉澤康暢 撮影/ 学芸員 内藤由香子 文
モリアオガエルの産卵 普段はなかなか姿をみることができないモリアオガエルですが、6月7日に幸運にもその産卵の様子を撮影することが出来ました。産卵は夜に行われることが多いようですが、条件がよければ昼間でも観察できるようです。(写真をクリックすると拡大します)

Vol.46「モリアオガエルの泡巣の中」
2007年5月27日/ 足羽山/ 学芸員 内藤由香子 撮影・文
泡巣 天魔ヶ池でモリアオガエルの泡巣が観察できる季節になりました。昨年とくらべると今年は3週間ほど早いようです(→昨年の様子)。泡巣の中には小さな卵が入っていて、この泡の中で卵がふ化し、ふ化したオタマジャクシは泡をやぶって水の中に落ちます。そのオタマジャクシは水中で成長し、変態を終えると、やっとカエルになります。(写真をクリックすると拡大します)

Vol.45「春の花 シュンランとオオイワカガミ」
2007年4月22日/ 足羽山/ 館長 吉澤康暢 撮影/ 学芸員 佐藤友香 文
シュンラン オオイワカガミ カタクリやサクラの花が終わっても、まだまだ足羽山には美しい花が咲いています。今はシュンラン(写真左)とオオイワカガミ(写真右)が見頃です。皆さんも、足羽山を歩いてお気に入りの花を見つけてみませんか?(写真をクリックすると拡大します)

Vol.44「ハリセンボン」
2007年4月3日/ 博物館/ 学芸員 佐藤友香 撮影・文
怒ったハリセンボン ハリセンボンの通常の姿 友の会会員の方が、ビーチコーミングで生きたハリセンボンを拾って博物館へ届けてくれました。怒ると膨れて針を立てます(写真左)。 しばらくはキッズコーナー横の水槽で飼育・展示しようと思います。(写真をクリックすると拡大します)

期間限定企画「足羽山きょうのサクラ」
2007年3月23日から4月14日まで / 博物館前 / 当館の学芸員 撮影・文
足羽山のサクラ
 恒例となりました足羽山のサクラ中継。博物館の玄関横のソメイヨシノを撮影しました。日当たりがいいようで、他の木よりも早いようです。写真は「足羽山きょうのサクラ」ページにリンクしています。

Vol.43「ウソ」
2007年3月3日/ 足羽山/ 館長 吉澤康暢 撮影/学芸員 内藤・安曽 文
ウソ(メス) ウソ(オス)  サクラの花芽を食べる鳥として有名な「ウソ」。ここ最近、博物館周辺のサクラの花芽をあまりにももりもり食べているので、どんなに美味しいのかと館員も試しに食べてみました。最初は苦味だけしかしませんでしたが、最後に一瞬だけほわっと「桜の風味」が広がりとても驚きました。
(写真をクリックすると拡大します)

Vol.42 「フキノトウ」
2007年2月7日/ 足羽山/ 学芸員 内藤由香子 撮影/学芸員 中村・安曽 文
フキノトウ  今年の足羽山は、2月に入っても全く雪がなく、かわりに早春の風物詩「フキノトウ」がすでにちらほらと観察できます。フキには雄株と雌株があり、花の白い雌株に対し、花粉で黄色っぽい雄株はまもなく枯れてしまいます。これからにょきにょきのび、背丈が高くなっていくのは雌株です。
(写真をクリックすると拡大します)

Vol.41 「白山連峰」
2007年1月5日/ 自然史博物館屋上/ 館長 吉澤康暢 撮影・文
白山連峰  博物館の屋上やテラスからは、天気の良い日は白山連峰を望むことができます。写真一番奥の左から大汝峰(2,684m)、剣ヶ峰(2,677m)、御前峰(2,702m)、その三峰の手前に鎧壁がくっきりと見えます。白山連峰は、約40万年前から噴火を繰り返してできた安山岩溶岩の山です。約350年前まで噴火していた歴史記録があり、山頂付近には火口跡も存在する活火山です。
(写真をクリックすると拡大します)

Vol.40 「ヤマガラ」
2006年12月07日/ 福井市足羽山/ 館長 吉澤康暢 撮影/ 学芸員 内藤由香子 文
ヤマガラ 花芽を食べるヤマガラ  足羽山では近頃、ヤマガラ、シジュウカラ、エナガ、コガラなど数種類の小鳥が集合した群を見ることができます。このような群れは主に秋から冬の間に作られますが、博物館の前の桜の木にもやってきて、さかんに飛び回っています。花も実も葉もない木の上でいったい何をしているのでしょう?このヤマガラは桜の花芽を食べているようでした。
(写真をクリックすると拡大します)

Vol.39 「水星の太陽面通過」
2006年11月09日/ 福井市足羽山/ 協力員 宮川祐一 撮影/ 学芸員 梅田美由紀 文
朝7時54分の通過の様子 朝9時04分の通過の様子  11月9日の早朝に観察された「水星の太陽面通過」です。これは太陽―水星―地球が一直線に並び、地球から見て水星が太陽の前面を横切る現象です。写真の白い大きい円が太陽で、その右上部にある小さい黒丸が水星です(矢印)。左下にあるそれより大きい黒いシミのようなものは太陽の黒点です。(左:AM7:54、右:AM9:04/2006.11.09)
(写真をクリックすると拡大します)

Vol.38 「イスノキエダチャイロオオタマフシ」
2006年10月27日/ 福井市足羽山/ 学芸員 安曽潤子 撮影/文
イスノキ 虫こぶ  足羽山の継体天皇像の脇にあるイスノキに、果実と間違そうな虫えいがあります。虫えいの名前は「イスノキエダチャイロオオタマフシ」。そしてこれを作った犯人は「モンゼンイスアブラムシ」です。木の下には、虫が出て行ったあとの虫えいが落ちていました。(写真をクリックすると拡大します)


Vol.37「モグラの掌」
2006年10月12日/ 福井市足羽山/ 学芸員 内藤由香子 撮影・文
モグラの掌
 コウベモグラの左前足です。モグラは、前足の立派な爪で土を掘り、幅の広い掌で土を押しのけてトンネルをつくります。この掌をよくみると、横にせり出している部分があるのが分かります。ここにはへらのような大きな骨があって、土を上手く抱えられるようになっています。自分の左手と比べてみると、違いがよくわかりますよ。(写真をクリックすると拡大します)


Vol.36「ハッチョウトンボ」
2006年9月2日/ 福井市 / 館長 吉澤康暢 撮影/ 学芸員 安曽潤子 文
ハッチョウトンボオスハッチョウトンボメス
 チョウトンボは、体長2cmに満たないとても小さなトンボです。オスは成熟すると全身が真っ赤なります。メスには黄色と黒色の斑紋があります。今年の7月に福井市西部の休耕田に生息していた様子を館内で映像展示しています。(写真をクリックすると拡大します)


特別展関連フォト2 「キクガシラコウモリ」
2006年8月15日/ 福井市小当見 / 館長 吉澤康暢 撮影/ 学芸員 安曽潤子 文
キクガシラコウモリ
 先月、特別展「Go!Go!ゴールド」のために、旧美山町にある小当見金山の坑道跡に取材に行きました。坑道内は、暗くひんやりとしており、天井にはキクガシラコウモリが数匹生息しておりました。福井県の洞穴性コウモリに関しては、博物館研究報告第52号に論文があります。くわしくはこちら...(写真をクリックすると拡大します)


特別展関連フォト1 「小当見(おとみ)金山坑道跡」
2006年7月24日/ 福井市小当見 / 館長 吉澤康暢 撮影/ 学芸員 安曽潤子 文
小当見金山
 今年の6月に、旧美山町にある小当見金山の坑道跡を特別展の取材で訪れました。金鉱の母岩は、新第三紀中新世の安山岩類で、昭和12年ごろまで採掘を行っていました。坑道はしっかりと残っており、ところどころ含金石英脈の名残も見ることができました。坑道内の様子を特別展で詳しく紹介しています。(写真をクリックすると拡大します)


Vol.35 「ウズグモのかくれ帯」
2006年7月15日/ 足羽山 / 館長 吉澤康暢 撮影/ 学芸員 佐藤 友香 文
かくれ帯ウズグモ
 空中に浮かぶ渦巻き?いいえ、巣にかくれ帯をつくるウズグモの芸術作品です。自分の姿を隠すため?それとも虫を呼ぶため?など、その役割には諸説あるようです。(写真をクリックすると拡大します)


Vol.34 「アジサイとクマバチ」
2006年7月4日/ 足羽山あじさいの道 / 学芸員 安曽潤子 撮影・文
あじさいの道クマバチ
 足羽山のあじさいの道ではアジサイがまだ見頃です。雨があまり降らないせいか、今年のアジサイの咲き始めが遅かったようです。クマバチがアジサイの蜜を吸いにきてました。(写真をクリックすると拡大します)


Vol.33 「モリアオガエルの卵塊」
2006年6月16日/ 足羽山天魔ヶ池 / 館長 吉澤康暢 撮影/ 学芸員 安曽潤子 文
モリアオガエル
 博物館前にある天魔ヶ池では、夕方になるとカエルの大合唱がはじまります。どんなカエルかなと、そ〜っと覗きに行くのですが、池に近づくとピタリと鳴くのをやめてしまいます。捜索をしてみたら、アオガエルの仲間がすばやく逃げていってしまい・・・そんななか、昨日、木についているモリアオガエルの卵塊を発見しました。(写真をクリックすると拡大します)


Vol.32 「クロスジギンヤンマ」
2006年5月23日/ 足羽山天魔ヶ池 / 館長 吉澤康暢 撮影/ 学芸員 安曽潤子 文
クロスジギンヤンマ
 博物館前の天魔ヶ池で、クロスジギンヤンマが羽化しました。羽化したての体は、とても鮮やかなエメラルドグリーンをしていました。翅を乾かすために半日以上つかまっていました。(写真をクリックすると拡大します)


特別展関連フォト3 「ウミノサカエイモガイ」
2006年3月 / 博物館特別展示室 / 学芸員 石田 惣 撮影・文
ウミノサカエイモガイ
 イモガイ類は三角形の模様を呈するものが多い。なかでもウミノサカエイモガイの模様は緻密で美しく、往時はなかなか採集できなかったため、収集家が高額で取引した種として知られています。(写真をクリックすると拡大します)


特別展関連フォト2 「スジケシガイ」
2006年3月 / 博物館特別展示室 / 学芸員 石田 惣 撮影・文
スジケシガイ
 スギなどの落葉の下にすむ微小な陸貝(背景は1円玉)。山の上から海の底まで、軟体動物は地球上の広い範囲に進出しました。特別展示室にて展示しています。(写真をクリックすると拡大します)

特別展関連フォト1 「スズマバイ」
2006年3月 / 博物館特別展示室 / 学芸員 石田 惣 撮影・文
スズマバイ
 鈴間愛作氏が越前町厨沖で発見した新種、「スズマバイ」。
特別展示室にて展示しています。(写真をクリックすると拡大します)


期間限定企画「足羽山きょうのサクラ」
2006年3月24日から4月20日まで / 博物館前 / 当館の学芸員 撮影・文
足羽山のサクラ
 2006年の足羽山のサクラ中継。写真は「足羽山きょうのサクラ」ページにリンクしています。

Vol.31「ハリガネムシ」
2005年12月 / 足羽山 / 館長 吉澤康暢 撮影/ 学芸員 石田惣 文
カタクリ
 昨年暮れに福井市安田町の雪の上でみつかったハリガネムシのなかま(Gordius sp.)のオスの若虫です。ハリガネムシはカマキリに寄生して体内で大きくなり、成熟すると外に出て自由生活をします。本来なら土の中などにいるはずなのですが・・・どうして雪の上に出てきたのか、くわしくはわかりません。(写真をクリックすると拡大します)


Vol.30「クリスマスツリー」
2005年12月 / 博物館玄関ホール / 学芸員 佐藤友香 撮影
博物館もクリスマス
 博物館にもクリスマスツリーがお目見えしました。ゴールドクレストという、ヒノキ科イトスギ属の種です。人の背よりも大きなツリー、見に来ませんか?常設展のスクラッチクイズに、みごと全問正解したお子さんには、手作りの化石オーナメント(三葉虫やアンモナイト、ビカリアなどがあります)もしくはダイオウショウの松ぼっくりオーナメントをプレゼントしました。(写真をクリックすると拡大します)


Vol.29「モミジ」
2005年11月17日 / 足羽山 / 学芸員 安曽潤子 撮影
カタクリ
 博物館前の天魔が池の後ろにあるモミジが赤々と色づいています。(写真をクリックすると拡大します)


特別展関連フォト3 ソバの花の二型(にけい)
2005年7月下旬 / 福井市 / 館長 吉澤康暢 撮影
長花柱花
短花柱花  ソバの花には二つのタイプがあり、真ん中の白く細長い雌しべ(花柱・かちゅう)が、赤い葯(やく)をもつ雄しべにくらべて長い花(長花柱花・ちょうかちゅうか)と、短い花(短花柱花・たんかちゅうか)があります。(写真をクリックすると拡大します)


特別展関連フォト2 利尻昆布(りしりこんぶ)
2005年7月中旬/ 北海道利尻島 / 学芸員 石田 惣 撮影・文
リシリコンブ
 干し場で朝日を浴びる利尻昆布。褐藻(かっそう)で最も大型となるコンブ類は、だしとしての食材だけでなく、海の生き物のゆりかごとなる「藻場(もば)」を形作るうえでも重要な藻類です。(写真をクリックすると拡大します)


特別展関連フォト1 ソバの花と訪花昆虫(ほうかこんちゅう)
2005年7月上旬/ 福井市 / 館長 吉澤康暢 撮影
ソバとベニシジミ
 ベニシジミがソバの花の蜜を吸っています。ソバの花は蜜がたくさんあり、チョウやハチ、ハエなどがしきりに訪れます。ソバ蜂蜜は色が黒く、独特の香りがします。(写真をクリックすると拡大します)


Vol.28「アジサイ」
2005年6月15日 / 足羽山 / 館長 吉澤康暢 撮影
アジサイ
 強い日差しにくっきりとアジサイの影ができています。(写真をクリックすると拡大します)


Vol.27「巻層雲」
2005年5月8日 / 博物館前 / 上山 康一郎 撮影
巻層雲
 巻層雲のベールで太陽にかさができました。(写真をクリックすると拡大します)


Vol.26「コウノトリ」
2005年4月上旬 / 福井市 / 館長 吉澤康暢 撮影
田んぼにいたコウノトリ
飛翔するコウノトリ  コウノトリが福井市の田んぼに飛来しました。(写真をクリックすると拡大します)


期間限定企画「足羽山きょうのサクラ」
2005年4月1日から4月20日まで / 博物館前 / 当館の学芸員 撮影・文
足羽山のサクラ
 恒例となりました足羽山のサクラ中継。写真は「足羽山きょうのサクラ」ページにリンクしています。

Vol.25「カタクリ」
2005年4月8日 / 足羽山 / 館長 吉澤康暢 撮影
カタクリ
 足羽山の北斜面の明るい雑木林の林床をのぞいてみてください。赤紫色のかれんな花をつけたカタクリの群落がみられます。(写真をクリックすると拡大します)


Vol.24「アミダコ」
2005年1月9日 / 敦賀市の松原海岸 / 学芸員 石田惣 撮影・文
アミダコ
 1月9日敦賀市の松原海岸に漂着した珍しいアミダコ(Ocythoe tuberculata)です。太平洋側の暖海域の表・中層に生息し、日本海に入り込むことはごくまれです。胴体の表面には無数の突起があり、突起どうしをつなぐ稜線が網目模様に見えるためこの名前がついています。敦賀市子どもの国で保管されていたものを博物館が譲り受け、貴重な標本として収蔵することになりました。(写真をクリックすると拡大します)


Vol.23「ミズネコノオ」
2004年10月25日 / 福井市内の田んぼ / 学芸員 赤井賢成 撮影・文
ミズネコノオ
Eusteralis stellata (Lour.) Murata シソ科 ミズトラノオ属の一年草
 絶滅危惧T類(福井県) 絶滅危惧U類(環境省)

10月下旬に、福井市内の田んぼで見つけました。四国や九州などの暖地ではまだ健在のようですが、全国的に減少が指摘されている種で、福井県内でもきわめて稀です。種としては、台湾、中国大陸、東南アジア、インドやオーストラリアにまで広く分布します。(写真をクリックすると拡大します)

Vol.22「氾濫した足羽川」
2004年7月18日午後 / 博物館屋上より / 学芸員 赤井賢成 撮影
7月18日氾濫した足羽川
 7月18日未明より、足羽川流域は記録的雨量にみまわれ、みるみるうちに水位が上昇しました。写真は木田橋付近が決壊した直後の13時12分ごろ、博物館屋上から撮影したものです。足羽山のふもとまで水がきました。 このたびの福井豪雨で被害を受けられた方にはお見舞い申し上げます。一日も早い復旧をお祈りいたします。(写真をクリックすると拡大します)

Vol.21「レブンアツモリソウ」
2004年6月 /北海道礼文島 / 学芸員 佐藤友香 撮影・文
レブンアツモリソウの大株 レブンアツモリソウ アツモリソウ
 北海道礼文島のみに自生する、レブンアツモリソウの写真です。種の保存法で保護されていますが、心無い盗掘により数が激減、主な自生地は立入禁止となってしまっています。赤い(ホテイ)アツモリソウは福井にも記録があります。野生で咲いているからこそ美しいのだと思いませんか?(写真をクリックすると拡大します)

期間限定企画「足羽山きょうのサクラ」
2004年3月26日から4月10日まで / 博物館前 / 当館の学芸員 撮影・文
足羽山のサクラ
 去年に引き続き、今年もやってみました「足羽山きょうのサクラ」。今年は博物館玄関横のソメイヨシノをターゲットにしました。写真は「足羽山きょうのサクラ」ページにリンクしています。

Vol.20「天文台で観た土星」
2004年3月 / 博物館天文台 / 宮川祐一協力員 撮影
3月26日の土星
 ご存知、環のある惑星・土星の動画です。動いているように見えるのは地球の大気の影響によるものです。4月の夕方の西の空はとてもにぎやかです。低いほうから順に、最も明るい金星、やや赤い火星、そして土星と並んで見えます。特に4月25日には六日月と土星が並んで見えます。 2004年3月26日、宮川祐一協力員が博物館天文台にて撮影。(写真をクリックするとムービーを再生します・WMV形式3.5MB)

Vol.19「カサシャミセン」
2004年1月 / 敦賀市鞠山 / 学芸員・石田惣 撮影・文
カサシャミセン
 敦賀市鞠山の浜で打ち上げられていたヒバリガイの殻の表面についていたカサシャミセンです。一見するとカサガイ類のようですが、貝(軟体動物)ではありません。腕足動物という生き物で、恐竜出現前のカンブリア紀から細々と暮らす生きた化石です。カサシャミセンは明治の東京湾や瀬戸内海では見られたようですが、その後発見報告は少なく「幻の生物」とさえ言われていました。(写真をクリックすると拡大します)。

Vol.17「ムラサキシキブ(紫式部)」
12月 / 福井市足羽山 / 学芸員・長田勝 撮影・文
ムラサキシキブ
 クマツヅラ科の落葉低木で、足羽山では林縁に普通に見られます。あまり目立たない木なのですが、冬枯れの季節は美しい紫色の果実がひときわあざやかです。材はまっすぐで丈夫なことから、金づちなどの柄や杖に用いられるそうです。(写真をクリックすると拡大します)。

Vol.16「太陽の肉眼黒点」
2003年11月1日 / 福井市内 / 宮川祐一協力員 ・撮影
太陽の肉眼黒点
 10月下旬より太陽面上に2つの巨大な黒点が現れ話題になっています。10月28日にはかなり大規模なフレアが起こり、そのエネルギーが地球にまで到達しました。磁気嵐の原因となる一方、「低緯度オーロラ」が富山県や石川県でも観測されたということです。なお、直接太陽を見ると目を痛めます! 観察には必ず慣れた方と一緒に、また白板投影した像を見るのがよい方法です。(写真をクリックすると拡大します)。

Vol.15「エチゼンクラゲ」
2003年10月10日 / 福井県丹生郡越前町玉川 / 学芸員・石田惣 撮影・文
エチゼンクラゲ
 去年に続いて今年もまたエチゼンクラゲが日本海沿岸に大量漂着しています。鉢クラゲ類の中で最も大型の一種で、傘の直径は1メートルにもなります。東シナ海や朝鮮半島南西岸で発生し北上するとみられますが、大発生のメカニズムはわかっていません。越前海岸の定置網に入り込み、やっかいもの扱いをされていますが、実は中華の高級食材として加工することもできるそうです(写真をクリックすると遊泳するようすが動画でみられます)。
この映像は動物行動の映像データベースでも見られます...
(登録者:石田 惣 / データ番号:momo031013sn01b)


Vol.14「アオウミウシ」
2003年8月30日 / 弁慶の洗濯岩にて / 学芸員・石田惣 撮影・文
アオウミウシ
 8月30日の「海の生き物観察会」で見つけたアオウミウシです。全国に分布する普通種なのですが、探そうとするとなぜか見つかりません。それだけに見つけると「ヤッタ!!」という気持ちになります。青地に絵の具で塗ったような黄色の模様は、なんともいえない自然の造形美です。背中の花びらのような部分が「えら」で、ドーリス類というウミウシのグループの大きな特徴です(写真をクリックすると拡大します)。

期間限定企画「足羽山きょうの火星」
2003年8月10日から22日まで / 博物館天文台にて / 学芸員・石田惣 撮影・文
8月22日の火星
5万7千年ぶりといわれる火星大接近。当館天文台ではこの夏、その姿を追いつづけました。とはいえ、冷夏でくもりや雨続きの北陸地方ではなかなかベストショットは得られませんでした・・・(泣)。数少ない晴れ間をぬって撮影した火星はこちらからどうぞ。

Vol.13「ルリボシカミキリ」
2001年8月1日 / 荷倉にて / 学芸員・長田勝 撮影・文
ルリボシカミキリ
 カミキリの中でも特に美しいといわれ、いわゆる絵になる虫です。日本固有種で7-8月にブナ帯の広葉樹林で見られます。学名は「Rosalia(ロザリア)」。86年発行の昆虫の記念切手に描かれ、チョコエッグの日本の動物編にも登場しました。山間の集落で冬支度の薪に集まるので、このような場所を探すと美しい姿が見られます。生体は名のとおり鮮やかなルリ色ですが、標本にするとやや黒ずんでしまうのが惜しい・・・(写真をクリックすると拡大します)。

Vol.12「ゼンテイカ(禅庭花)」
2000年8月 / 白山にて / 学芸員・長田勝 撮影・文
ゼンテイカ(禅庭花)
 名前の由来は不明とのこと。別名ニッコウキスゲ。6月から8月にかけて県内の山地から亜高山の草原で美しい花を楽しむことができます。今庄町の夜叉ヶ池の稜線や大野市赤兎山は、この花を求めて多くの登山者が訪れます。写真は白山で2000年8月に撮影したものです(写真をクリックすると拡大します)。

Vol.11「デジカメで月」
2003年6月9日 19時ごろ / 博物館天文台にて / 観望会参加者・森口昭信さん撮影
デジカメで撮った月
 先日6月9日(月)に初企画「デジタルカメラで月を撮影しよう」を実施しました。デジカメを望遠鏡の接眼レンズに手持ちで密着させ、シャッターを押すといういい加減な方法なのですが、これが意外ときれいに撮れます。写り具合をその場で確かめられるデジカメならではのワザです。写真は参加者の森口昭信さん撮影のクレーターです。いかがですか? 双眼鏡でもできますので、ぜひ皆さんもやってみてください(写真をクリックすると拡大します)。

Vol.10「クサグモの捕食行動」
2003年5月2日 / 足羽山にて / 学芸員・石田惣 撮影・文
クサグモ
 すっかり暖かくなった足羽山では、低い木の葉にクサグモの巣がたくさん見られるようになりました。クサグモは棚状の網を作るクモで、その網に餌がかかると、糸を出してぐるぐる巻にしてしまい、動けなくして食べてしまいます。その様子を動画で記録しました。写真をクリックすると別ウインドウで再生します。

この映像は動物行動の映像データベースでも見られます...
(登録者:石田 惣 / データ番号:momo030522al01b)


Vol.9「水星の太陽面通過」
2003年5月7日 16時9分ごろ / 博物館天文台にて / 学芸員・石田惣 撮影・文
5月7日の水星の太陽面通過
 地球から見て水星が太陽のちょうど前を横切るという天体現象があります。これを水星凌日(水星の太陽面通過)といいます。前回は1999年で、4年ぶりにこの現象が先日5月7日にありました。博物館でも観望会を組んでみなさんにお見せする予定でしたが、あいにくの曇り空で中止となりました。この写真は、午後4時頃の一瞬の晴れ間をついて当館天文台で撮影したものです。写真をクリックして拡大写真をご覧下さい。青の矢印の先にある黒い丸が水星で、他の黒いシミは「黒点」です。


Vol.8「クロヘリアメフラシ」
2003年2月15日 / 福井市鷹巣にて / 学芸員・石田惣 撮影・文
クロヘリアメフラシ
今回は「クロヘリアメフラシ (Aplysia paruvula)」という海の貝です。春になって海藻が繁茂すると、海藻食のアメフラシがたくさんでてきます。貝の仲間とはいえ、貝殻はうすっぺらで、しかも体のなか(真ん中のひらひらの間)にほとんど埋もれてしまっています。貝にとっての「鎧」である貝殻をもたずして大丈夫なのかな、とも思いますが、どうやらアメフラシは食べてもおいしくないようで、こんな姿でも捕食者には狙われにくいようです(写真をクリックすると拡大します)。

期間限定企画「足羽山きょうのサクラ」
2003年3月26日から4月20日まで / 博物館玄関前にて / 当館の学芸員 撮影・文
4月13日のサクラ
足羽山は言わずとしれたサクラの名所。そこで、博物館玄関前のソメイヨシノにスポットをあて、連続写真を撮りつづけました(たまにサボった日もあります)。

Vol.7「ミズダコ」
2003年2月15日 / 福井市鷹巣にて / 学芸員・石田惣 撮影・文
ミズダコ
福井でこの時期市場にならぶ「ミズダコ」。その名のとおり水気が多く、柔らかい歯ごたえの日本海の味覚です。値段は目方で決まるため、文字通り「水増し」にならないよう、写真のように半日吊るして水気を切ってから出荷されます。写真に見える足1本分で1.5キロほどだそうです。大型のものは体全体で50キロになります(写真をクリックすると拡大します)。

Vol.6「フシメクダヒゲガニ」
2003年1月19日 / 博物館標本処理室にて / 学芸員・石田惣 撮影・文
フシメクダヒゲガニ
敦賀市五幡の浜で打ち上げられていたフシメクダヒゲガニ(Blepharipoda liberata)です。本来のすみ場所は少し深い砂泥底です。名前は眼柄が2節になっていることに由来します。カニとはいえ、実際にはヤドカリの仲間です。触角に毛がたくさんあるところをみると、かなり敏感な嗅覚をもっているのかもしれません(写真をクリックすると拡大します)。

Vol.5「ビカリア」
2002年12月7日 / 博物館収蔵庫にて / 学芸員・梅田美由紀 文
ビカリア
福井市鮎川の海岸で11月に採取した掘りたてほやほやのビカリア(Vicarya sp.)です。ビカリアは日本の新生代新第三紀中新世(約2300万〜530万年前)を代表する化石(示準化石)で、殻に太いトゲがある巻貝です。現世のセンニンガイに近縁と考えられ、暖かいマングローブの海を示す示相化石でもあります(写真をクリックすると拡大します)。

Vol.4「オオムラサキアンズタケ」
2002年10月20日 10時ごろ / 今庄町藤倉山にて / 学芸員・石田惣 撮影・文
オオムラサキアンズタケ
秋恒例の藤倉山(今庄町)のブナ林ハイキングで、毎年見つかる、しかしめずらしいキノコがあります。オオムラサキアンズタケ(Gomphus purpuraceus)です。先日10月20日の行事でも見つかりました。高さは15センチくらいで、写真のとおり奇妙な形です。県内では藤倉山でしか確認されていません。ちなみに、食べられるそうです(写真をクリックすると拡大します)。

Vol.3「中秋の名月」
2002年9月21日 19時45分ごろ / 博物館屋上にて / 学芸員・石田惣 撮影・文
中秋の名月
9月21日の夜、中秋の名月の観望会を開催しました。前日はよく見えたお月さまでしたが、この日はあいにく東の空に雲がかかり、観望会終了の7時半前までほとんど見えませんでした。終了間際にかろうじておぼろ月になり、8時ごろまで観望会を延長して、なんとか観望できました。風の強いなか待ち続けたみなさん、お疲れさまでした(写真をクリックすると拡大します)。

Vol.2「ツツドリ」
2002年8月20日 14時ごろ / 博物館にて / 学芸員・石田惣 撮影・文
ツツドリ
8月20日の昼下がり、博物館玄関横のガラスで「ゴン」と鈍い音が。滑空してきたツツドリがあやまってぶつかってしまい、残念なことに即死でした。野鳥の衝突事故はビルのガラス窓でよくおこります。生きた野鳥は原則として採集できませんので、博物館にとってこのような死体は貴重です。このツツドリは剥製標本としてよみがえらせることになりました。DNA解析用の肉片を採取したのち、ただいま本剥製を作成中です(ものさしは30cm・写真をクリックすると拡大します)。

Vol.1「昼間の金星」
2002年6月2日 16時02分 / 博物館天文台にて / 宮川祐一協力員 撮影
昼間の金星
この写真は6月3日に開いた天体観望会「昼間の金星を見ようII」で撮影されたものです。「昼間に金星が見えるの?」と思った方、ぜひ一度観望会に来て、その目で確かめてください。観望会のご案内はこちら...

撮影データ
主レンズ:五藤200mm ED fl.3000mm / 接眼レンズ:20mm (150倍)  / コリメート法による撮影
CAMERA:E990V1.1 / METERING : CENTER / MODE : M / SHUTTER : 1/500sec / APERTURE : F2.7 / EXP +/- : 0.0 / FOCAL LENGTH : f23.4mm(X1.0) / IMG ADJUST : STANDARD / SENSITIVITY : ISO100 / WHITEBAL : SUNNY / SHARPNESS : AUTO / DATE : 2002.06.02 16:02 / QUALITY : FULL FINE


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