Vol.100 「モリアオガエルのオタマジャクシ」
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2012年6月21日 / 天魔ヶ池にて撮影 |
博物館前にある天魔ヶ池のモリアオガエルの卵塊からは新しい命が次々と誕生しています。動画はこちら...
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Vol.99 「モリアオガエル産卵」
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2012年6月10日 / 学芸員 梨木之正 撮影・文 |
2012年6月10日、博物館前にある天魔ヶ池ではモリアオガエルの繁殖がピークを迎えています。普段は夜中に卵塊を作るモリアオガエルですが、この時期になると昼間でも条件がよければ卵塊を作ります。動画はこちら...
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期間限定企画「足羽山きょうのアジサイ」
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2012年6月1日から / 博物館横 / 学芸員 中村幸世 撮影・文 |
「足羽山きょうのアジサイ」では、博物館横のアジサイの様子を毎日写真で中継します。このアジサイは、日当たりのよい場所のアジサイよりも例年開花は遅めですが、毎年大輪の花をつけます。(写真をクリックすると「足羽山きょうのアジサイ」にジャンプします)
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Vol.98 「ミヤマカラスアゲハ」
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2012年5月23日 / 学芸員 梅村信哉 撮影・文 |
初夏の足羽山では、ツツジの花にいろいろな種類のアゲハチョウの仲間が蜜を吸いに集まってきています。そんな中でもひときわ美しく目を引くのがこのミヤマカラスアゲハ。よく似た種類にカラスアゲハがいますが、ミヤマカラスアゲハは後翅の裏面に白い筋があることで見分けることができます。初夏と夏の2回、成虫が姿を現しますが、初夏に出る個体のほうが、体は小ぶりでも黒字にちりばめられ金緑、青、赤の鱗粉の色彩がよりきれいです。さわやかな初夏の足羽山を歩きながら、ぜひこのチョウを探してみてください。
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Vol.97 「アズマヒキガエル」
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2012年5月3日 / 学芸員 梨木之正 撮影・文 |
2012年4月27日、今年も博物館の前の天魔ヶ池にアズマヒキガエルが産卵にやってきました。急いで産卵の動画を撮ってみたのですが画質が悪くなってしまいました。天魔ヶ池では毎年、アズマヒキガエルとモリアオガエルが産卵をしに来ます。5月の上旬〜中旬にはモリアオガエルの産卵もありますのでぜひ観察にいらしてください。私もモリアオガエルの動画でリベンジを果たしたいと考えています。動画はこちら...
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期間限定企画 「足羽山きょうのサクラ」
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2012年4月1日から / 学芸員 中村幸世 撮影・文 |
「足羽山きょうのサクラ」では、博物館前のソメイヨシノの開花の様子を毎日写真で中継します。この企画は、足羽山のお花見情報として人気が高く、今年で10年目を迎えます。この木は、開花が予想日より大幅に前後したり、平地の足羽河原のソメイヨシノより早かったり、遅かったりと、毎年違った様子を見せてくれます。(写真をクリックすると「足羽山きょうのサクラ」にジャンプします)
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Vol.96 「ニホンカナヘビの冬眠」
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2012年2月15日 / 学芸員 梅村信哉 撮影・文 |
2012年2月12日、冬越し昆虫の調査中に、ふと立ち枯れの木の隙間に眼をやるとヘビの顔のようなものが。何だろうと思ってよく調べてみると、冬眠中のニホンカナヘビでした。尻尾を巻いて、木の隙間にうまく入り込んでいました。
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Vol.95 「コハクチョウ」
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2011年10月22日 / 学芸員 梅村信哉 撮影・文 |
10月22日、福井市中荒井町の水田にコハクチョウが飛来しているという情報をいただき、写真を撮影に行きました。文献によると、福井県内では10月下旬から3月上旬にその姿が観察されるそうです。通常は10羽前後で観察されるとのことですが、この日は32羽のコハクチョウの姿が確認できました。見物人が何人かいましたが、ハクチョウたちは人をさほど気にしているようでもなく、餌(落穂や二番穂など)をついばむ姿や、体を丸めて休む姿を間近に見ることができました。
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Vol.94 「ムササビ」
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2011年9月27日 / 学芸員 梅村信哉 撮影・文 |
9月25日、坂井市丸岡上久米田で道を歩いているムササビを見つけました。図鑑によると完全な夜行性であり、昼の間は木の洞などで休息するとのことですが、写真を撮影したのは15時頃。近づいても逃げなかったので、どこかケガをしているのかとも思いましたが、外見からはケガをしている様子は見受けられません。おかげでじっくりと写真を撮影でき、図鑑にある「グルル、グルル」という鳴き声も聞くことができました。時としてこうした思いがけない出会いがあるのもフィールドに出かける大きな楽しみです。
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Vol.93 「ヒグラシの羽化」
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2011年8月3日 / 学芸員 梅村信哉 撮影・文 |
8月に入り、ミンミンゼミやツクツクボウシの声が足羽山からも聞こえるようになってきました。夏の間に足羽山でよく観察することのできるセミは5種類ですが、夜(19時頃から)懐中電灯を持って木の周りなどを探すと、セミが羽化しているところを観察することもできます。このヒグラシは、7月30日に行われた自然史講座「セミの羽化を見てみよう」で見つかったものです。どのセミも羽化の瞬間はとても美しいものです。自然史博物館周辺でもセミの羽化を観察することができますので、夏休みの間にみなさんもぜひじっくり観察してみてください。
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期間限定企画「足羽山きょうのアジサイ」
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2011年5月19日から / 博物館横 / 当館の学芸員 撮影・文 |
「足羽山きょうのアジサイ」では、博物館横のアジサイの開花の様子を毎日写真で中継します。このアジサイは、道際や山際の日当たりの良い場所のアジサイに比べ例年開花が遅めですが、毎年大輪の美しい花を咲かせます。(写真をクリックすると「足羽山きょうのアジサイ」にジャンプします)
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期間限定企画「足羽山きょうのサクラ」
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2011年4月1日から / 博物館前 / 当館の学芸員 撮影・文 |
「足羽山きょうのサクラ」では、博物館前のソメイヨシノの開花の様子を毎日写真で中継します。この企画は、足羽山のお花見情報として人気が高く、今年で9年目を迎えます。この木は、開花が予想日より大幅に前後したり、平地の足羽川原のソメイヨシノより早かったり、遅かったりと、毎年違った様子を見せてくれます。(写真をクリックすると「足羽山きょうまでのサクラ」にジャンプします)
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Vol.92 「テングチョウの日光浴」
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2011年3月16日/ 学芸員 梅村信哉 文・撮影 |
3月中頃になり、暖かい日があると、成虫で冬を越していたチョウが飛び始め、日光浴をしている姿をよく見かけるようになります。足羽山でも数種成虫で冬を越すチョウが確認されていますが、写真のテングチョウもその1つ。頭の先がテングの鼻のように前につきだしていることから、この名前があります。成虫で冬を越したチョウの中には翅がかなり傷んでいるものもあり、昆虫にとって冬を越すことがいかに厳しいことであるかを感じさせられます。
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Vol.91 「冬を越せなかったコガタスズメバチの女王」
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2011年3月11日/ 学芸員 梅村信哉 文・撮影 |
3月6日に行われた「冬越し昆虫の観察会」の準備のために、この冬も足羽山で冬を越している昆虫を探しました。朽ち木などを割っていると、いろいろな昆虫の姿を見つけることができますが、時として厳しい寒さのため、または、越冬中に他の昆虫やムカデなどに食べられてしまって命を落としてしまったと思われる昆虫の姿が見つかることもあります。写真はコガタスズメバチの女王バチで、見つかった時には死んでしまっていました。餌不足、寒さ、天敵・・・冬を越すために昆虫は多くの試練にさらされています。
(写真をクリックすると拡大します)
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Vol.90 「スズメバチの越冬女王」
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2010年12月28日/ 学芸員 梅村信哉 文・撮影 |
春から秋までたくさんいた昆虫たちも冬になると姿を見なくなります。しかし、草の根元や腐った木の中、落ち葉の下など以外と身近なところで冬を越しています。スズメバチの仲間は、基本的には新しい女王だけが朽木の中などで冬を越します。このキイロスズメバチの女王は今年の1月に足羽山で見つけたものですが、秋の間に栄養をたっぷりと蓄えて人知れず寒さにじっと耐える姿からは生き物の力強さを感じることができます。
(写真をクリックすると拡大します)
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Vol.89 「カネタタキ」
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2010年9月15日/ 学芸員 梅村信哉 文・撮影 |
チンチンチンと鐘を叩くような音で鳴くことからこの名前があります。秋の鳴く虫というと、夜に鳴くイメージがあると思いますが、このカネタタキは一日中鳴いています。足羽山では現在、夜になるとアオマツムシのリューリューという大合唱が聞こえますが、その中でよく耳を澄ますとこのカネタタキの鳴き声も聞こえるはずです。昼間でもアジサイやツツジの植え込みの近くなどで声を聞くことができますので、一度探してみて下さいね。
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Vol.88 「タガメ」
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2010年7月28日/ 学芸員 梅村信哉 文・撮影 |
7月28日、協力員の方からタガメの卵とオスの成虫を頂きました。かつては水田で普通に見られ、養魚場の害虫にもなっていたタガメですが、近年では全国的に絶滅の危機にさらされており(環境省レッドデータブック絶滅危惧U類;福井県レッドデータブック絶滅危惧T類)、自然状態で見ることは非常に難しい昆虫です。タガメは、オスが卵を守り、交尾にあぶれたメスはオスが守っている卵を壊してしまうという習性を持っています。頂いたタガメは博物館で飼育中ですので、卵の世話をする雄成虫の姿を見ることが出来るかも知れません。
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Vol.87 「カブトムシ」
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2010年6月26日/ 学芸員 梅村信哉 文・撮影 |
6月25日、博物館近くのコナラの木でカブトムシを見つけました。2週間ほど前からコクワガタの姿は確認していたのですが、カブトムシを確認したのは今年初めてです。足羽山の樹液酒場は昼間はスズメバチやルリタテハなどのチョウの姿が見られ、夜はコクワガタ、ヤガの仲間、昆虫を狙うムカデの姿などが見られます。これから樹液にやってくる昆虫の種類も増えるのかなと思うと、楽しみです。
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Vol.86 「ギフチョウ幼虫誕生」
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2010年5月5日/ 館長 吉澤康暢 撮影/ 梅村信哉 文 |
5月2日、ギフチョウの卵が孵化しているのを確認しました。5月1日の夕方ごろから卵が孵りはじめていたのですが、2日にはすべての卵が孵っていました。生まれたての幼虫は体が黄色いのですが、やがて黒い色に変わっていきます。今日5月5日でギフチョウの幼虫が誕生して4日目になります。1日の間に出されるフンの量も多く、どの幼虫もカンアオイの葉をもりもり食べてすくすくと成長しているようです。
(写真をクリックすると拡大します)
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Vol.85 「ギフチョウ卵」
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2010年5月1日/ 館長 吉澤康暢・学芸員 梅村信哉 撮影/ 梅村信哉 文 |
4月19日に福井市大安寺で採集した卵を特別展『足羽山を彩るギフチョウと春の昆虫』で展示しています。産まれて間もないころは、真珠のようにきれいな色をしているギフチョウの卵ですが(左の写真)、幼虫が孵化するのが間近になると、黒っぽい色になります(右の写真)。今日5月1日に幼虫が卵から孵りはじめました。これからエサとなるカンアオイを食べてすくすくと成長していくギフチョウ幼虫の姿を紹介していきます。
(写真をクリックすると拡大します)
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Vol.84 「ギフチョウ」
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2010年4月27日/ 学芸員 梅村信哉 文・撮影 |
4月5日に福井市大安寺で羽化して翅を乾かしていると思われるギフチョウの姿を撮影しました。ギフチョウは花の蜜を吸いにきてもなかなかじっとしていてくれませんが、このギフチョウは翅が乾ききっていないこともあって逃げなかったため、かなり接近して写真を撮影することができました。4月19日には大安寺でギフチョウの卵をたくさん見かけました。このうち、いくつか採集してきたものを4月28日より展示しています。真珠のような卵から幼虫が孵り、成長していく様子を見ることができますよ。 (写真をクリックすると拡大します)
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期間限定企画「足羽山きょうのサクラ」
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2010年3月24日から / 博物館前 / 当館の学芸員 撮影・文 |
「足羽山きょうのサクラ」では、博物館前のソメイヨシノの開花の様子を毎日写真で中継します。この企画は、お花見情報として人気が高く、めでたく8年目となりました。開花日も、予想日より大幅に前後したり、平地の足羽川原のソメイヨシノより早かったり、遅かったりと毎年違っているのもおもしろいです。(写真をクリックすると「足羽山きょうのサクラ」にジャンプします)
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Vol.83「コウノトリ」動画
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2010年3月 /学芸員 田中嘉寛 文・撮影 |
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2009年12月11日、福井市にコウノトリが飛来しました。そのとき撮影した動画をご覧いただけます。コウノトリは水田の中を歩きながら、餌を探していました。(写真をクリックするとムービーを再生します・mp4形式7.7MB)
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Vol.82 新種の化石「ハッタスナモグリ」
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2010年3月4日 |
八田真毅(はったなおき)氏(福井市自然史博物館友の会運営委員)が、2009年2〜5月にかけて福井市国見町で発見。2010年2月17日、柄沢宏明氏(瑞浪市化石博物館)と中川登美雄氏(丸岡高等学校)が瑞浪市化石博物館研究報告第36号で新種として発表。約1600〜1650万年前(新生代新第三紀)の甲殻類(エビ・カニのなかま)の化石。福井市自然史博物館が保管・収蔵(3個)。3月6日から一般公開。 (写真をクリックすると拡大します)
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Vol.81 「タイマイの子ガメ」
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2010年1月20日/ 学芸員 安曽潤子 文・撮影 |
2009年12月21日、友の会会員の高島直子さんが福井市の三里浜で子ガメの死体を拾って博物館に持ってきてくださいました。調べてみるとタイマイのようで・・・。熱帯〜亜熱帯に生息するタイマイの子ガメが福井の浜まで来ることは珍しく、2010年1月19日、日本ウミガメ協議会の方々がいらっしゃて解剖などの調査を行いました。 (写真をクリックすると拡大します)
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Vol.80 「コウノトリ」
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2009年12月13日/ 学芸員 田中嘉寛 文・撮影 |
2009年12月11日、福井市にコウノトリが飛来しました。
午前8時20分ごろ、日本野鳥の会福井県支部のメンバーから情報をいただき現地にて撮影しました。コウノトリは水田の中を歩きながら、餌を探していました。
(写真をクリックすると拡大します)
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Vol.79 「白山2009」
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2009年12月9日/ 館長 吉澤康暢 撮影/学芸員 梅村信哉 文 |
昨日12月8日は晴天に恵まれ、白山テラスからは雪をかぶった白山の姿をきれいに見ることが出来ました。福井は冬になるとぐずついた天気の日が多いですが、晴天の日に白山テラスから眺める白山の姿は絶品です。雄大な白山の姿をご覧に是非お越し下さい。(写真をクリックすると拡大します)
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Vol.78 「ヒョウモンダコ」
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2009年11月11日/ 福井市林業水産課 撮影/学芸員 安曽潤子 文 |
11月9日、福井市鷹巣海岸の養殖アワビのカゴに、珍しいお客さまが入っていたとの連絡をいただきました。あたたかい海にすむので、福井では割合珍しい「ヒョウモンダコ」です。10cmぐらいにしかならない小さなタコですが、猛毒があり、かまれると危険です。刺激を受けると写真の様な鮮やかな色になります。(写真をクリックすると拡大します)
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Vol.77 「秋の鳴く虫D」
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2009年10月21日/ 学芸員 梅村信哉 撮影・文 |
ヤブに住むキリギリスの仲間だから、ヤブキリの名前があります。足羽山では7月から姿を見せ始め、9月には夜に元気よく鳴いていましたが、この頃鳴き声が聞こえなくなってきました。ただ、今週はじめに越知山でこの虫の鳴き声を聞いたので、足羽山にもまだ成虫がいてもいいのにとも思います。秋の鳴く虫の多くは卵で冬を越し、成虫は秋の終わりには死んでしまいます。今週の土曜日に博物館で『秋の鳴く虫の観察会』が開催されるので、行事担当者としてはそれまではいろいろな虫に生き残っていてほしいと願ってしまいます。(写真をクリックすると拡大します)
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Vol.76 「秋の鳴く虫C」
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2009年10月7日/ 学芸員 梅村信哉 撮影・文 |
10月5日の夕方に足羽山の麓でクツワムシを見つけました。クツワムシは大型の種で、童謡『虫のこえ』にも登場する代表的な秋の鳴く虫です。轡(くつわ)とは、馬の口にはめる金具のこと。クツワムシのガチャガチャと鳴く声が、手綱を引いた時に轡が鳴る音に似ていることからこの名前があります。写真のクツワムシは茶色いですが、緑色のものもいます。このクツワムシ、現在博物館で飼育中ですが、鳴き声が大きいために、館の人から苦情が出ないか心配なところです。
(写真をクリックすると拡大します)
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Vol.75 「秋の鳴く虫B」
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2009年9月30日/ 学芸員 梅村信哉 撮影・文 |
9月21日の16時半頃、博物館近くのアジサイでアオマツムシのオスが鳴いているところの写真を撮影しました。ハネをたてているのが鳴いているオスで、その横にメスの姿が見えます。アオマツムシの交尾の様子を動画に撮ろうと17時半ごろから2時間近く観察を続けました。一口に虫の鳴き声といっても、普通に鳴いている時、メスを誘う時、オスが近くにいる時で鳴き方が違ってきます。このアオマツムシも3時間くらいかけて一生懸命メスを誘っていましたが、結局メスに振られてしまったようでした。人間が近くで観察していたからメスが逃げたのかもと思い、ちょっと罪悪感を覚えました。
(写真をクリックすると拡大します)
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Vol.74 「秋の鳴く虫A」
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2009年9月21日/ 学芸員 梅村信哉 撮影・文 |
スウィーッチョンと鳴き、童謡『虫のこえ』にも登場するウマオイ。足羽山でもウマオイの声を聞くことができます。舗装されたアスファルトの上で鳴いているのを見ることがありますが、写真を写すためにピントを合わせようとすると、カメラの光に反応してか逃げてしまいます。ウマオイは純粋な肉食性のキリギリスで、前脚にはするどいトゲを何本も持ち、前脚で獲物をしっかりと抱えて食べます。福井県にはハヤシノウマオイとハタケノウマオイという2種類のウマオイがいます。これらの2種は鳴き声が違うものの、外見上での区別はとても難しく、現在バッタ類の標本を整理している筆者も大いに悩んでいます。
(写真をクリックすると拡大します)
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Vol.73 「秋の鳴く虫@」
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2009年9月12日/ 学芸員 梅村信哉 撮影・文 |
夜もすっかり涼しくなり、足羽山では秋の鳴く虫たちの大合唱が聞こえます。一番よく声が聞こえるのはこのアオマツムシ。1898年に日本への進入が確認され、その後1970年代から1980年代にかけて急速に分布を広げた昆虫です。街路樹などで鳴いており、足羽山でもサクラなどいろいろな木から甲高いリーリーという声が聞こえてきます。木の上から鳴き声が降ってくるようで、どこで鳴いているのかわかりづらく、見つけたとしても人が近づくと鳴きやんでしまうため、鳴いているところの写真はなかなか撮らせてくれません。
(写真をクリックすると拡大します)
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Vol.72 「続・骨標本の作り方」
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2009年8月30日/ 学芸員 田中嘉寛 文 |
3日かけてイノシシの骨格標本を作製しました。皮をかぶった状態のイノシシはフォトギャラリーvol.71でご覧いただけます。イノシシを何度もゆでて肉を取り除き、だんだん骨が見えてくると楽しくなります。ほとんど骨になったら、数日間入れ歯洗浄剤につけて、においや油をおとします。骨は結構多くの油を含んでいます。そして乾いたら完成です。骨になると鼻先や耳もなくなりずいぶんと違う印象を受けます。この作業は2009年度博物館実習の一環で行われました。下のリンクより実習生の報告・感想をご覧頂けます。また作業に協力してくれた博物館ボランティア「骨部」の様子もご覧頂けます。(写真をクリックすると拡大します)
詳しくはこちら学芸員実習のページ...
詳しくはこちら「骨部」のページ...
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Vol.71 「骨標本の作り方」
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2009年8月29日/ 学芸員 田中嘉寛 文 |
イノシシの頭蓋骨の標本を作っています。作業としてはまず毛皮をはぎ、次に肉をとります。それから鍋などで煮込みながらさらに肉や油を取り除いていきます。解剖を始める前にはイノシシのあちこちを触ります。鼻先や耳、毛並みなど確認しました。特にイノシシは結構剛毛で、歯ブラシとしても使われているようです。この作業は2009年度博物館実習の一環で行われました。下のリンクより実習生の報告・感想をご覧頂けます。
詳しくはこちら学芸員実習のページ...
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Vol.70 「アブラゼミの羽化」
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2009年7月31日/ 学芸員 梅村信哉 撮影・文 |
足羽山では夏に鳴くセミが出揃ってきました。ニイニイゼミにはじまり、アブラゼミ、ヒグラシ、ミンミンゼミ、お盆過ぎくらいから盛んに鳴き始めるツクツクボウシもすでによく鳴いています。そんな中今日、田中学芸員が博物館周辺でアブラゼミの幼虫を見つけてきたので、博物館内でアブラゼミの羽化を観察しました。昆虫の羽化の瞬間は本当に神秘的です。特にアブラゼミはこの羽化の瞬間が一番色彩的にも美しいと思います。このアブラゼミは多くの視線とフラッシュの中1時間半ほどかけて無事に羽化しました。
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Vol.69 「しっぽの残るモリアオガエル」
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2009年7月11日/ 学芸員 田中嘉寛 撮影・文 |
モリアオガエルが博物館前の天魔ケ池の草にでてきました。草の高いところにとまっているので簡単に見つける事ができます(右写真の赤丸がモリアオガエルです)。よく観察してみると、しっぽがまだ残っています(左写真)。この時期は口や内蔵のつくりがどんどん変わるため、エサを食べません(両生類・はちゅう類、小学館の図鑑NEO)。
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Vol.68 「ギラファノコギリクワガタ」
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2009年6月21日/学芸員 梅村信哉 撮影・文 |
【世界の珍虫・奇虫展で展示されている昆虫D】 すらっとしたスマートな体と長い大アゴが特徴のギラファノコギリクワガタ。大アゴの先からお尻の先までの長さ(体長)では世界最大のクワガタと言われています。大きいものでは12cm近くになると言われており、日本にいるクワガタの2倍近くの体長です。珍虫・奇虫展では生きたギラファノコギリクワガタと,かなり大きなギラファノコギリクワガタの標本を見ることができますよ。
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Vol.67 「パラワンオオヒラタクワガタ」
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2009年6月20日/学芸員 梅村信哉 撮影・文 |
【世界の珍虫・奇虫展で展示されている昆虫C】 黒くつやつやとした平らなボディ、立派な大アゴ、パラワンオオヒラタクワガタは非常に迫力のあるクワガタです。珍虫・奇虫展ではパラワンオオヒラタクワガタのオスとメスを生きた状態で展示しています。オスは昼間も行動しているのを観察することができますが、メスは夜に活動しているためか昼間は隠れていてなかなか観察することができません。明日6月21日は博物館を夜間も開館していますので(19:00〜21:00)、普段なかなか観察できないパラワンオオヒラタクワガタのメスを観察することができるかもしれません。
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Vol.66 「ヘラクレスオオカブトのサナギついに脱皮」
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2009年6月13日/ 学芸員 梅村信哉 撮影・文 |
【世界の珍中奇虫展で展示されている昆虫B】 世界の珍虫・奇虫展で展示されている2頭のヘラクレスオオカブトのサナギのうち、1頭が今日ついに脱皮しました。ヘラクレスオオカブトが成虫になる瞬間は、ヘラクレスオオカブトを飼育している人でもなかなか見ることのできないものなのだそうです。成虫になりたてのハネの白いヘラクレスオオカブトは本当に神秘的できれいです。脱皮して3時間後に撮影したのが右側の写真ですが、ハネが茶色く色づいていました。もう1頭のヘラクレスオオカブトのサナギも数日中に脱皮すると思われます。貴重な瞬間をご覧になりに、ぜひ博物館へお越しください。
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Vol.65 「ヘラクレスオオカブトサナギ」
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2009年6月11日/学芸員 梅村信哉 撮影・文 |
【世界の珍虫・奇虫展で展示されている昆虫A】 世界の珍虫・奇虫展では、ヘラクレスオオカブトのサナギも展示しています。来館者の方から生きているのですか?と質問を受けるのですが、ちゃんと生きています。しかも、あと1週間ほどで成虫になると思われます。展示期間中に成虫になったばかりの真っ白なきれいなヘラクレスオオカブトの姿を見ることができるかもしれません。ヘラクレスオオカブトのサナギを生きた状態で見られる機会はあまりないと思いますので、まだご覧になっていない方はぜひお越しください。
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Vol.64 「ヘラクレスオオカブト」
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2009年6月9日/学芸員 梅村信哉 撮影・文 |
【世界の珍虫・奇虫展で展示されている昆虫@】 6月28日まで開催されている世界の珍虫・奇虫展で展示されている昆虫を紹介していきます。第1回目はヘラクレスオオカブト。子どもたちに大人気で、世界一大きなカブトムシとして知られています。世界の珍虫・奇虫展では、ヘラクレスオオカブトの標本はもちろん、生きたものも展示しています。ケンカをしたり、交尾をしたりと、生き虫ならではの貴重なシーンをご覧いただけるかもしれません。皆様お誘いあわせのうえ、ぜひお越しください。
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Vol.63 「シロシタホタルガ」
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2009年5月28日/ 館長 吉澤康暢 撮影/ 学芸員 梅村信哉 文 |
足羽山にあるタンナサワフタギの木でカラフルな幼虫を見つけました。シロシタホタルガというガの幼虫で、タンナサワフタギの葉をよくみるとあちらこちらに幼虫に食べられた跡と糞が・・・・。5月中旬か6月にかけて蛹になるようなので、蛹になる前にたくさん餌を食べていたのでしょうか。このシロシタホタルガは、幼虫もきれいですが、成虫も美しいガになります。何匹か博物館に幼虫を持ち帰ったので、成虫になる日が楽しみです。
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Vol.62 「モリアオガエル」
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2009年5月23日/ 学芸員 田中嘉寛 撮影・文 |
ヒキガエルの産卵に続いてモリアオガエルの産卵シーズンに入りました。2009年は5月23日に博物館前の天魔ヶ池ではじめてモリアオガエルとその卵塊を見つけることができました。池に面した草むらの陰にある、こぶし大の白い塊がモリアオガエルの卵塊です。2007年も5月の下旬に卵がみられました。例年6月の中旬まで卵は見られます(Vol.33,46, 47参照)。2ヶ月もすると手足がはえ尾もなくなったモリアオガエルになります(Vol.49参照)
モリアオガエルというと鮮やかな緑色かと思いますが、体色は個体差が大きく緑や褐色、斑点を持つものもいるようです(松橋・奥山著「日本のカエル」)。今回、天魔ヶ池で捕まえたモリアオガエルは暗褐色の個体でした。
。来館の際には天魔ヶ池もご覧ください。
(写真をクリックすると拡大します)
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Vol.61 「カエルの里帰り」
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2009年4月23日/ 学芸員 田中嘉寛 撮影・文 |
夜になると博物館の周りはアズマヒキガエルだらけになります。博物館の目の前にある天魔ヶ池にヒキガエルたちが産卵に来るためです。ヒキガエルは生まれた池へかえれるよう特定のにおいを記憶しているそうです(日本動物大百科)。ヒキガエルの卵塊はひも状で、一つひとつの卵の周りを透明のゼリーがおおっておりそれが最大30メートルにもなります。ヒキガエルの産卵が終わると続いてモリアオガエルの産卵シーズンに入ります(Vol 46, 47参照)。来館の際には天魔ヶ池もご覧ください。
(写真をクリックすると拡大します)
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期間限定企画「足羽山きょうのサクラ」
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2009年3月20日から4月18日まで / 博物館前 / 当館の学芸員 撮影・文 |
「足羽山きょうのサクラ」では、博物館前のソメイヨシノの開花の様子を中継します。毎年恒例となりましたこの企画も、とうとう7年目。この写真撮影を始めると春の訪れを感じます。写真をクリックすると「足羽山きょうのサクラ」にジャンプします。
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Vol.60 「月面」
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2009年4月12日/ 学芸員 田中嘉寛 撮影・文 |
2009年4月3日、4日は月と土星の観望会を行いました。その際、デジタルカメラで月を撮影してみました。フォトギャラリーVol.11「デジカメで月」でも紹介されていますが、結構簡単に撮れます。当館で行われる次の観望会は「土星をみよう」4月24日、19時から21時です。土星も撮影できると思います。
(写真をクリックすると拡大します)
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Vol.59 「アカウミガメの食道」
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2009年1月16日/ 学芸員 内藤由香子 撮影/安曽潤子 文 |
福井市の鷹巣海水浴場に死体で打ちあがった「アカウミガメ」を解剖し、消化器官に残っている物を調べようと食道の外側と内側をひっくり返してみると・・・。図鑑などでは、「突起がある」など文字でさらっとしか書いていないことが多く、実際に見た時のインパクトといったらそれはそれは・・・(何ごとにも怯えない内藤学芸員がひどく動揺してしまうほど)。(写真をクリックすると拡大するので、突起物が苦手な方は注意してください)
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Vol.58 「ミゾソバ」
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2007年10月30日/ 学芸員 中村幸世 撮影・文 |
福井県内でも普通に見られる「ミゾソバ」。花期が7〜10月なのになぜこの季節の掲載かというと、別名「ウシノヒタイ(牛の額)」と呼ばれているからです。小川のふちや湿地に生える1年草です。淡い紅色をおびた花びらのように見えるものは、実はがくで、花びらはありません。年末年始ミニ展示にて、牛の額のような葉のかたちがよく分かる「さく葉標本」を展示中です。
(写真をクリックすると拡大します)
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Vol.57 「ミルキークォーツ」
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2008年/ 学芸員 梅田美由紀 撮影・文 |
石英の透明な結晶を水晶と呼んでいますが、ミルキークォーツは、形は六角柱状、硬さは硬度7で、その色が乳白色であること以外は水晶と同じ性質を持った鉱物です。乳白色のにごりの原因は,ガスや液体の微細なアワが含まれているためと言われ、牛乳が混ざっているわけではありません。石川県遊泉寺鉱山産。来年の干支にちなんで、年末年始ミニ展示にて展示中です。(写真をクリックすると拡大します)
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Vol.56 「青葉山」
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2008年/ 高浜町/ 館長 吉澤康暢 撮影・文 |
福井と京都の県境にある青葉山は「若狭富士」とも呼ばれ、その美しいシルエットが有名です。今よりも高い山頂をつくっていた火山岩層が、大規模崩壊を起こし、岩屑なだれとなってふもとの海岸まで流れ下ってきたものと考えられる巨大な岩塊が山の北側にある神野浦海岸で見ることができます。くわしくは「青葉山の岩屑なだれ堆積物と山体崩壊」をご覧下さい。(写真をクリックすると拡大します)
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Vol.55 ちょっと変わった「ツルガマイマイ」
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2008年6月21日/ 足羽山/ 学芸員 安曽潤子 撮影・文 |
6月11日に、足羽山でちょっと変わったマイマイを見つけました。福井ではよく見かけるツルガマイマイ(Euhadra latispira tsurugensis)の変わった形のもののようです。殻がソフトクリームのように高く巻き、軟体部も真っ白です。写真左奥の通常のツルガマイマイと比較してください。7月13日まで生態展示しておりますので、ぜひ見にいらしてください。(写真をクリックすると拡大します)
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Vol.54「フクロウの子ども」
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2008年6月11日/ 足羽山/ 学芸員 安曽潤子 撮影・文 |
5月ぐらいから博物館周辺で、フクロウの子どもの鳴き声を聞くようになりました。大人のフクロウの「ホーホー」というおなじみの声とは似ても似つかない「ギャーギャー」という元気な鳴き声です。先日、博物館近くの鉄塔にニ羽の兄弟(性別不明)を見かけました。声はまだまだですが、姿はずいぶんと大人っぽくなってきていました。(写真をクリックすると拡大します)
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Vol.53「オオミズアオ」
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2008年3月/ 博物館「足羽山自然大図鑑」/ 館長 吉澤康暢 撮影/ 学芸員 安曽潤子 文 |
蝶は好きだけど、蛾は嫌いとよく聞きます。分類学的には「チョウ」や「ガ」という区別はないのですが、なぜか気持ち悪がられ、嫌われてしまういわゆる「蛾」。しかし、足羽山に生息しているオオミズアオを見てください。その美しい色、愛くるしい目、かわいらしい触角、どこをとっても、いわゆる「蝶」に負けません。(写真をクリックすると拡大します)
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Vol.52「アズマヒキガエル」
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2008年4月15日/ 足羽山/ 学芸員 内藤由香子 撮影・文 |
昨年より半月ほど遅い4月15日の夕方、博物館前の広場にたくさんのアズマヒキガエルが、天魔ヶ池で産卵するために姿を見せました。あまりにも数が多いため、夜桜を楽しみにきた人たちをずいぶんと驚かせていたようです。ちょうどサクラが散りはじめていたので、サクラの花びらを身にまとっての登場です。(写真をクリックすると拡大します)
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期間限定企画「足羽山きょうのサクラ」
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2008年3月22日から4月19日まで / 博物館前 / 当館の学芸員 撮影・文 |
毎年恒例となりました「足羽山きょうのサクラ」。博物館前のソメイヨシノの開花の様子を中継します。写真は「足羽山きょうのサクラ」ページにリンクしています。
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Vol.51「キクバオウレンの花」
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2008年3月/ 足羽山/ 学芸員 中村幸世 撮影・文 |
ブナの道ではキクバオウレンの花が咲き始めました。径1cm程の小さな花ですが、みずみずしい感じがします。花をよ〜く観察すると、雄花と両性花があるのが分かります。キクバオウレンの他にもフキノトウが顔を出し、カタクリも一斉に芽生えてきました。いよいよ春の到来ですね。(写真をクリックすると拡大します)
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Vol.51「カンアオイの花」
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2008年1月/ 足羽山/ 学芸員 佐藤友香 撮影・文 |
雪が積もるような寒さの中でも、意外にも花を咲かせているのがカンアオイです。寒葵という漢字名が、寒い季節でもその姿がみられることを表しています。葉はハート型で、個性的なつぼ状の萼(がく)を持った花を冬季につけます。落ち葉に埋もれるようにして、地表すれすれのところにある花の花粉を、この時期にどの動物が運ぶのか、いまだ謎の多い種類です。(写真をクリックすると拡大します)
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ミニ展示関連フォト「アカネズミ」
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2007年11月/ 博物館/ 学芸員 内藤由香子 撮影/学芸員 内藤・安曽 文 |
ネズミは身近なようで、その姿をじっくりと見たことがある方は少ないかもしれません。福井県内には9種類のネズミが生息し(ネズミ科)、ドブネズミに代表される家ネズミ以外にも、野ネズミのハタネズミやスミスネズミなどが生息しています。ここ足羽山には、写真のようなアカネズミが生息しています。ミニ展示開催期間中は、この生きたアカネズミを見ることができますので、じっくりと観察してみてください。(写真をクリックすると拡大します)
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