福井市自然史博物館ホーム>第67回特別展「草木染め〜足羽山の四季彩〜」
このページの最終更新日:2009年3月18日

第67回特別展「草木染め〜足羽山の四季彩〜」

古来から人は、植物など自然のものから色素をとり出し、衣服などを染めてきました。
これら日本の伝統色をになってきた染料と染色法のほか、
足羽山の四季にちなんだ植物で染めた草木染め作品などから、
足羽山の自然や植物の魅力を紹介します。

ソメイヨシノ フジ アジサイ ヤマモミジ

開催期間:2009年3月20日(金・祝)から5月31日(日)
(期間中の休館日:月曜日(ただし5月4日は開館)、および4月30日、5月7日)
開催場所:福井市自然史博物館特別展示室
入館料:高校生以上100円(中学生以下と70歳以上、身障者の方は無料)
後援:福井新聞社、NHK福井放送局、FBC福井放送、福井テレビ、FM福井、福井街角放送、福井ケーブルテレビ、さかいケーブルテレビ

展示概要

古来の天然染料 植物などの自然のものから色素を採り出し、布や糸などを染めることを「草木染め」といいます。植物では色素が含まれている場所が、樹皮、葉、花、果実など種類により違い、また、同じ植物でも採取した時期や採取してからの経過時間、植物体の大きさなどにより、色調や濃さなども変わります。

左からキハダ、ベニバナの花、足羽山で採集されたタデアイ、エンジュ



足羽山の植物と草木染め 春から夏の茶色のカリヤス全体から染まる鮮やかな黄色、夏から秋のクサギの真っ青な果実から染まる水色、秋から冬にソヨゴの緑色の葉から染まる赤茶色など、植物には様々な色が秘められています。「えっ、こんな色に!」という驚きを季節ごとに楽しんでください。

左からカリヤス、ソヨゴ、クサギ



足羽山のサクラと草木染め 足羽山には園芸品種を含めて約10種類のサクラのなかまが確認されています。中でも、ソメイヨシノ(園芸品種)とヤマザクラ(野生種)が多く見られます。季節ごとに染めた色見本や作品を通して、種類による違いや季節による変化を観察してみてください。

左から足羽山のソメイヨシノ、ソメイヨシノで染めた布(秋と春前)、ヤマザクラで染めたストール(春前)



体験教室
押し花のしおり
押し花のしおりを作ろう!
好きな押し花をえらんでオリジナルのしおりを作ってみよう!

日時:期間中の毎週土曜日
場所:自然史博物館特別展示室
定員:10時から先着50名、13時から先着50名
対象:どなたでも
参加費:50円(別途入館料が必要です)

草木染めを体験しよう!
草木でハンカチを染めてみよう!20分ほどで染められます。

日時:3月29日(ヤマザクラ)、4月12日(カリヤス)、4月26日(ドングリ)、5月10日(スギ)、5月24日(ヨモギ)
場所:自然史博物館前テント
定員:10時から先着100名
対象:どなたでも(小学生以下は保護者同伴)
参加費:300円
草木染めの様子

過去の特別展・企画展のページ



お問い合わせ
〒918-8006 福井市足羽上町147
福井市自然史博物館

電話:0776-35-2844
ファクス:0776-34-4460
メール:nature@museum.city.fukui.fukui.jp


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