2008年度実習生の感想
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博物館実習生 福井大学 教育地域科学部 硲 知晴
実習を通して「いつ?、どこで?」ということが印象に残りました。この「いつ、どこで」が分からなければ、生き物や岩石・化石が本当に存在したのか、どのように存在したのか説得力を持たすことができません。自然史博物館は自然のありとあらゆるものが資料の対象なので収集、保存、が大変です。この「いつ?、どこで?」を前提にして自然の保護・伝達することの大切さを私は学びました。
今回の実習では子どもを対象にした行事補助が多くありました。子どもたちを見ていて、固定概念とらわれず何でも疑問に思うこと、様々な角度から見て調べようとする心が見られて私も刺激を受けました。最後になりますが、短い間でしたが自然史博物館の方々には、お世話になりました。本当にありがとうございました。また来ます。
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博物館実習生 福井大学 教育地域科学部 羽二生 麻衣
今回6日間という大変短い期間ではありましたが、動物、植物、化石等様々な分野に関する実習と、行事補助を通して直接来館者の方々と接するという貴重な体験をさせていただきました。学芸員の方々が自身の研究、担当分野の資料保存と整理に加え行事の企画運営と、多岐に渡る仕事を見えないところでもこなす姿を見て、学芸員という仕事の大変さを感じました。その反面、館の方々全員が地域のことを考え、自分の研究分野や学芸員という仕事に信念を持って、互いに助け合いながら働くことも分かり、学芸員の仕事と自然史博物館に改めて魅力を感じることができた実習でした。お忙しい中貴重な時間をさいてご指導してくださり、本当にありがとうございました。 |
博物館実習生 福井大学 教育地域科学部 田川 亜紗美
今回の実習は、自然史博物館における各分野の実習、行事補助、実習生企画の行事の準備と盛りだくさんの内容でした。来館者として館内をぐるっと見てまわることもできますが、学芸員の方がお仕事をされているところと同じ環境で6日間を過ごし、行事企画や運営、広報といったオモテからは見えない部分に関わることができたと思います。また、行事が続いたこともあり、博物館にやってくる子どもたちの様子を多く目にすることができたのですが、学芸員の方が伝えたいことを持って、子どもたちに接していること、学芸員の方の専門性が活かされていることを感じました。実習期間中にいくつも行事が重なっていてお忙しい中、貴重な体験をさせていただいて、学芸員や職員の方には本当に感謝しています。ありがとうございました。 |