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このページの最終更新日:2002年9月 |
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50周年記念企画展「たずねてみよさ!福井の自然50年」 |
◆開催期間:2002年7月23日(火)〜9月29日(日)
*期間中、毎週月曜日(9月16日、23日を除く)と、9月17日(火)、24日(火)は休館です。
◆開催場所:福井市自然史博物館(福井市足羽上町147/でんわ:0776−35−2844)
◆開館時間:午前9時〜午後5時(入館は、午後4時30分まで)
◆入館料:高校生以上100円;中学生以下と70歳以上の方は無料です。
では、ちょこっとだけ展示をお見せしちゃいましょう。 |
「絶滅した淡水産貝類」……カワネジガイ、カワシンジュガイ カワシンジュガイは福井市の大味川水系で見られましたが、70年代の河川改修で姿を消しました。イシガイ科の貝は子ども(幼生といいます)の時に魚類のえらに寄生して過ごします。その多くはコイ科の魚類ですが、カワシンジュガイはサケ科魚類に寄生する数少ない種です。河川改修でサケ科魚類の遡上がさまたげられたことが、絶滅の大きな要因かもしれません。 |
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「昭和8年の天覧標本」……オオシラヒゲソウ、ミヤマムラサキなど 昭和8年(1933年)の陸軍大演習の際、昭和天皇が福井に行幸されました。その折りに県下の植物をご覧にいれようと、「特別調査隊」なるものが編成され、夏に各地の植物が採集されました。この時の標本が、戦火をくぐり抜け奇跡的に残っています。 写真はコキンバイザサで、三国町の塩田跡に自生していたようです。現在、三国での生息は確認されていません。 右上にドーンと押されているハンコは「天覧賜」と書かれており、要は「朕が見たぞよ」というお墨付きです。夏休みの宿題に先生が「よくできました」というハンコを押すようなもんでしょうか。 あまりにでかいハンコで押す場所がなかったのか、植物本体の上からべっちょりと押されている標本もあります。標本の価値を重視する立場としては「裏に押しゃあいいのに」とも思いますが、当時はそうも言ってられんかったのでしょう。 |
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「姿を消したトキ・コウノトリ」……トキ、コウノトリ 「減った動物」……ゲンゴロウ、イトヨなど |
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「自然災害と向き合う」 災害の被害予測を地図上に図示したものをハザードマップといいます。ハザードマップの作成は全国の自治体で進められています。ハザードマップを普及させることは、住民の防災意識を高めたり、緊急時の避難行動を迅速にする効果があります。 |
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◆記念行事
「記録映画上映会」<終了しました・たくさんのご来場ありがとうございました> |
8月23日(金)・24日(土)・9月7日(土)・8日(日)には、福井を襲った災害の記録映画(16ミリ)を上映します。
「福井大震災」(各日11:00〜)いずれも博物館内アドベンチャーシップにて、入館料のみでご覧になれます。
「白い災害の記録(三八豪雪)」(各日14:00〜)
「56豪雪」(各日16:00〜)