岩絵具
 細かく砕いても色が残る自色の鉱物は、天然の絵具として利用された。鉛筆の芯に使われる石墨のほか、緑色の孔雀石、青色のラピスラズリなどがよく知られている。福井でも、辰砂による朱塗りが施された石棺などが見つかっている。
 展示している岩絵具は、左から天河石緑簾石柘榴石虎目石