「トンボとなかよしになろう パート2」終了

ご来館、ありがとうございました

   トンボは昔から人々に親しまれ、縁起の良い虫といわれてきました。だれでも子供のころにトンボの童謡を唄ったり、トンボを追いかけた記憶があるでしょう。日本のことを秋津島(あきつしま/蜻蛉の国/とんぼのくに)とよんだ時代もあり、トンボが多いことを誇りにしてきました。
 しかし、近年、水質の汚染や生息環境の悪化により、絶滅の危機に瀕している種も少なくありません。


 トンボは環境の自然度を判断する指標生物といわれています。つまり、多くの種類のトンボがすんでいる土地は自然環境がすぐれているといえるのです。最近ではトンボがすめる環境づくりを積極的にすすめている自治体もあります。


 福井県では、これまでに98種のトンボが記録されています。毎年みられる顔なじみもいれば、たった一度の目撃記録だけが残されたものもあります。
 この企画展では、記録のある全種を展示しました。福井県内にいろいろなトンボがいることを知っていただきたかったからです。

 そして、これらのトンボが生きていける環境をぜひ守ってほしいと願っています。

トンボ1トンボ
代表的なトンボを写真で紹介した、「福井のトンボ図鑑」で勉強してください。


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