写真でみる自然の造形−in 福井−

パーカッションマーク
パーカッションマーク
 この写真は、日野川の河原で採取した礫の表面を拡大したものです。マークがよく見えるように青く染めてあります。チャートという硬い種類の岩石で、→の先にある、半円 状の組織をパーカッションマークといいます。
 パーカッションマークは、硬い、均質な礫が河川で運ばれるときに、礫どおしがぶつかりあったり、礫と河床の岩盤にぶつかったりして形成されます。マークの大きさなどから、その礫がどれくらいの距離を運ばれてきたかなどが推測できます。

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