足羽山 Q and 解答編

 足羽山で一番高い場所はどこですか?
   足羽山で一番高いところは、植物園の西側にある小高い丘で、標高は116.5mです。大塚山古墳とよばれる円墳の頂上でもあります。ここには、測量の時に使われる三角点があります。  

 足羽山の面積はどのくらいですか?
   足羽山は、およそ115haあります。これは東京ドーム24.5個分の大きさです。
 このうち山林は、マツ・スギなどの針葉樹林が約9.3ha、シイ・カシ・コナラ・クリなどの広葉樹林が約82haです。
 

 足羽山にいる動物・植物の種類はどれくらいですか?
   植物は、樹木が約170種、草花が約470種、シダ類が約80種見つかっています。
 動物では、哺乳類が17種、爬虫類が10種、両生類は4種が見つかっています。鳥類は一年を通して見られるもののほか、渡りをする夏鳥や冬鳥をあわせて、全部で70種ほどが観察されています。
 昆虫は600種以上が確認されており、全部で2000種以上がいると考えられています。その他、カタツムリやミミズなど様々な無脊椎動物も生息しています。
 

 足羽山にあるサクラやアジサイの数は?
   足羽山には、およそ3,500本のサクラの木があります。これらは昭和27年の復興博覧会で植樹されたほか、様々な記念式典の際にも植えられています。植栽されたソメイヨシノ以外にも、ヤマザクラ、カスミザクラなど数種類のサクラが自生しています。
 アジサイは、およそ15,000株が植栽されているほか、エゾアジサイ、コアジサイといった仲間が自生しています。
 

 足羽山でよく見られる動物はなんですか?
   以前はアズマヒキガエルが、天魔池の近くでよく見られました。しかし、ここ数年はその数が少なくなっています。
 鳥類ではハシボソガラスのほか、シジュウカラが一年を通してよく見られます。シジュウカラは自然史博物館のマスコットキャラクターのモチーフにもなっています。
 その他、季節ごとに様々な昆虫を見ることができます。
 

 足羽山で最も多い植物はなんですか?
   足羽山には、タンポポ類をはじめとするキク科の植物が多く生息しています。
 樹木では、植栽されたソメイヨシノのほか、ドングリをつけるコナラやクヌギなどブナ科の木が多いです。
 

 足羽山の貴重な生きものは?
   足羽山には、昭和45年に福井市が指定した天然記念物が3つあります。足羽神社境内のシダレザクラとタカオモミジ、足羽三山(足羽山・八幡山・兎越山)のギフチョウです。
 七ツ尾口の笏谷石採掘跡には、この洞窟内でしか見つかっていないアスワメクラチビゴミムシという昆虫が生息しています。
 

 笏谷石ってどんな石?
   今から約1800万年前の火山活動の結果、火山灰や礫が降り積もってできた「デイサイト軽石火山礫凝灰岩」です。
 独特の青みがかった色は、岩石中に含まれる緑泥石などの鉱物によるものです。鉱物の量は冷え方などで変わるため、同じ笏谷石でもその色にはいくつかのバリエーションがあります。
 福井だけでなく、北前船によって運ばれ、松前藩主の墓所(北海道松前町)などでも笏谷石が使われています。
 

 足羽山の古墳は誰のもの?
   詳しいことはわかっていませんが、かつてこの地を治めていた豪族のものと考えられています。
 山頂古墳の頂上には継体天皇像がありますが、山頂古墳が造られたのは4世紀末であり、継体天皇と直接の関係はないと思われます。
 

 継体天皇ってどんな人?
   男大迹王(おほどのおう/おおきみ)とも言い、5世紀後半〜6世紀前半頃の人物です。越前を治め、福井平野の治水伝説や、笏谷石の採掘を助言したことなどが伝わっています。
 西暦507年、第26代天皇として即位しました。実在と系譜が明らかな最初の天皇と言われています。
 

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