福井市自然史博物館ホーム特別展・企画展特別展「今年の夏は火星に大接近!」>普及講演会
このページの最終更新日:2003年4月18日

福井市自然史博物館の普及講演会
(終了しました・たくさんのご来聴ありがとうございました)
今年の夏は火星!!

2003年夏の夜空の主役は火星です。古来人々を魅了し続けてきた赤い惑星が、今年の夏、有史以来の大接近をします。火星とわれわれのかかわりを過去・現在・未来における三つの話題をとおして眺め、火星の魅力を探り、大接近に備えます。

日時:2003年5月4日(日) 午後1時から午後4時まで
場所:福井市自然史博物館 レクチャーホール
前夜:5月3日には天体観望会「二日月と木星・土星」も開催されます。
聴講無料です!! お気軽にご来館ください

アカンベー火星人 常間地・画
アカンベー火星人 常間地・画
1938年の火星人襲来さわぎの顛末
(中島 孝氏:敦賀気比高等学校教諭、福井市自然史博物館協力員、東亜天文学会火星課幹事)
「大変です!火星から飛んできた,巨大なクモのような怪物が町の方に向かっていきます!」という絶叫がラジオか突然聞こえてきたら、あなたならどうしますか。実はドラマの演出であったにもかかわらず、視聴者が本当のニュースだと思い込み、パニックに陥るという事件がありました。今からたった60年前の、文明国アメリカでのお話です。この騒動をふり返り、当時の時代背景や火星人像を探ります。

2003年の火星大接近とその見どころ
(村上昌己氏:東亜天文学会火星課幹事、横浜天文研究会)
 赤い惑星・火星とはどんな惑星か、なぜ接近をくりかえすのか、過去にわれわれはどのように火星を見ていたか、現在火星の何が注目されているか、など、われわれを惹きつけてやまなかった火星の魅力について紹介し、いよいよこれから大きく、明るく見えてくる火星をどのように観察したらよいのか、火星観察のツボを伝授します。

九十日間火星有人飛行 ―プラズマ核融合ロケットによる未来の有人探査と核融合開発―
(岡野邦彦氏:電力中央研究所、プラズマ核融合学会理事)
 通常のロケットでは火星まで1年、木星までは3年もかかりますが、核融合ロケットが実現すれば火星へは90日、木星でも200日で到達できると言われます。核融合炉は地上でのエネルギー源としてだけでなく、火星より遠い天体への有人宇宙船のロケットへの応用も考えられています。本講演では、この核融合研究の最前線で活躍する岡野氏が核融合についてわかりやすく解説します。


司会は、福井市自然史博物館の天文台で火星観測を続けている南 政次氏(博物館協力員,東亜天文学会火星課長)が担当します。


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