ヤブコウジ  学名:Ardisia japonica

 サクラソウ科
 (花) 7月〜8月 / (実) 10月〜11月
 木本/10〜25cm
 山地の林内に生える常緑の低木です。茎の基部は地面を這い、葉は茎の上部に輪生状に付きます。前年の枝の葉の腋に、白色の花が数個ずつ下向きに付き、果実は球形で熟すと赤色になります。果実は十両の名で正月用の飾りに使われます。従来はヤブコウジ科に分類されていました。足羽山では林内のあちこちで見られ、自然史博物館西側の階段沿いにも植栽されています。